日を改めて1月22日(月)メリケンパーク。
光の回廊「ガレリア」の周りに、高さ約8mのカンデラブリ。東遊園地や神戸ポート郵便局で見たものと同じです。
ガレリアの入口にフロントーネ。幅40m高さ15mの玄関作品です。
会場は混雑していて、移動が大変でした。
全体を撮るために後ろへ。
細かい装飾を見るため、前へ。
フロントーネの後ろに、長さ70mにわたる光の回廊「ガレリア」があります。
神戸ルミナリエは、1995年1月に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災への犠牲者への鎮魂の意を込めると共に、神戸のまちの復興・再生への夢と希望を託して、同年12月に初めて開催されました。
以来、神戸ルミナリエは震災の教訓を後世に語り継ぐ、神戸の夢と希望を象徴する行事として開催され、毎年数百万人の来場者が訪れる神戸の冬を彩る風物詩として定着しています。
新型コロナウイルス感染拡大による中断(2020年~代替事業を開催)を経て、4年ぶりの再開となった今回のルミナリエ。
29回目となる今回のテーマは「神戸、未来に輝く光」。開催時期を12月から1月に移し、混雑緩和などのため、旧居留地・東遊園地・メリケンパークに会場を分散しました。
組織委員会の発表によると、神戸ルミナリエの来場者数は、1月19日(金)~28日(日)の10日間で延べ229万8千人。光の回廊「ガレリア」があるメリケンパーク会場の有料エリアには、うち15万400人が来場しました。
来場者数が最も多かったのは27日(土)の38万3千人。1時間あたり5千人を上限に販売した前売券は完売し、有料エリアの入場者数は2万人だったそうです。
ちなみに22日(月)の総来場者数は16万6千人、うち有料エリア来場者数は1万1千800人。19日(金)に次いで2番目に少なく、27日(土)の6割程度でした。
コロナ禍前の前回2019年12月は346万9千人。開催形式を変更したため単純比較はできませんが、今回の来場者数は過去最少。300万人を下回るのは1995年の第1回以来となります。
ガレリアを通り抜けて振り返り。
ガレリアの先には希望の鐘がありました。
希望の鐘の前は長蛇の列。パラパラと雨が降ってきた事もあり、並んで待つのは断念しました。
こうして見ると、70mって結構長いですね。
ガレリアを多方面から鑑賞できて、前売券500円は妥当でした。
BE KOBEモニュメントは赤と緑のクリスマスカラー。
メリケン波止場の向こうに、神戸大橋が見えます。
神戸海洋博物館もクリスマスカラー。
ポートタワーの赤と調和していました。
消灯時間までに、神戸市役所展望ロビーからルミナリエ会場の全貌を見たいところです。
次にメリケンパークへ行くのは、ポートタワーが再開する4月26日(金)以降かな。
前売券を購入したので、光る募金箱はスルー。
フロントーネの前に屋台が出ていて、無料エリアからだと作品全体が見えないようになっています。
柵から身を乗り出すと、無料エリアでもある程度の写真は撮れました。
振り返ってフロントーネとガレリアを見納め。
神戸海洋博物館の向こうにポートタワー。
噴水のショーもあり、無料エリアも賑やかでした。
メリケンパークの一角に、神戸港震災メモリアルパークがあります。
阪神・淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部(岸壁60m)をそのままの状態で保存し、見学できるように整備した公園。
神戸港の被災の状況、復旧の過程などを記録した模型や映像、写真パネルなども展示。震災のすさまじさを間近に見て、肌で感じることができます。
メリケンパークは見るものが多くて、1時間半ほど滞在しました。
20分ほど歩いて、神戸市役所1号館24階にある展望台へ移動。
土砂降りの雨が降った後で、東遊園地は空いていました。以前はスパッリエーラで囲まれていましたが…。随分縮小したものです。
少し離れた所に、ドーム型作品「カッサアルモニカ」が見えました。
メリケンパークはもうひとつ。ハーバーランドの大観覧車の方が目立ちます。
次は山麓電飾。碇は白、神戸市章が緑がかっていました。緑色の光はルミナリエ期間限定だと思います。
少し離れた所に北前船。KOBEロゴに変わるまで待ちきれず、展望台を後にしました。