2月12日(日)に訪問した「エルビレッジ大河内」の続きです。

 

午後1時15分入館。

 

 

かわいらしいお雛さまが飾られていて、春が近づいているのを感じました。

 

 

ここの名物はダムカレー。ちょうどお昼時で、喫茶店はダムカレー目当てのお客さんで賑わっていました。

 

 

さて私は。バスの都合で1時間程しか滞在できないので、喫茶店には入らずです。

 

 

最初に入った部屋が、ティムバーランド。

 

 

受付のお姉さんが部屋の電気を消すと、天井のおもちゃが動き始めました。始めはおもちゃのショーだと思ったのですが…。

 

 

足元に地下発電所とダムの模型があり、日中は発電し夜間は水を汲み上げる、揚水発電システムのあらましを表現したかったようです。

 

 

エルビレッジ大河内は、平成6年(1994)に開館した関電のPR館。

 

 

平成21年(2009)、可変速揚水発電システムの開発導入により、地球温暖化防止活動環境大臣賞を受賞。

 

 

システムは日立が開発。翌平成22年(2010)、新聞に採り上げられ、話題になったそう。

 

 

同年、『見学案内において、より多くのお客様の「満足」を得るには』という発表テーマで、第7回QCサークルチャンピオン大会in兵庫にて優秀賞を受賞。10年前までは繁盛していたようです。

 

 

しかし、令和元年(2019)秋、発電所見学ツアーを廃止して来館者が激減。さらに燃料費高騰など厳しい経営環境が続く中、効率化を進めるため、2月末で閉館すると決めたとのこと。

 

 

私が見たのは閉館間際の施設。ダムの様子を見るライブカメラなども故障していて、寂れた感がハンパない状態でした。

 

 

あとは掲示パネルやパソコンのモニタを見たりして、揚水発電についてお勉強。以下、備忘録です。

 

 

『揚水発電施設』

 

 

『揚水発電の役割』より《電気の周波数調整》

 

 

『揚水発電の役割』より《可変揚水発電システム》

 

 

『揚水発電の役割』より《揚水発電》

 

 

『揚水発電設備のあらまし』

 

 

『揚水発電設備のあらましとしくみ』より《揚水発電とは》

 

 

『揚水発電設備のあらましとしくみ』より《地下発電所》

 

 

『地下発電所』より《発電電動機》

 

 

『地下発電所』より《ポンプ水車》

 

 

 

最後に地下発電所の工事の写真を見ました。装置が大きい分、大がかりな工事だった事が分かります。

 

 

ガイドベーン

 

 

入口弁

 

 

ポンプ水車スピードリング

 

 

ポンプ水車ランナ吊込

 

 

発電電動機固定子コイル挿入

 

 

発電電動機固定子

 

 

下部ブラケット吊込

 

 

砥峰高原も平成30年(2018)以来、行ってませんね。当時はススキのシーズンに観光バスが出ていて、そこでこの施設を知りました。

 

 

その時ここに寄っていたら、地下発電所の見学ツアーに参加できたはずです。

 

 

当時行きたいと思っていたのですが、しばらく忘れていて、最初で最後の訪問になってしまいました。

 

 

閉館後、神河町は施設を活用し、地域振興に協力する事業者を公募する方針だそう。今度はどんな施設になるのでしょう?

 

 

犬見川沿いを歩いて、バス停へ。

 

 

午後2時21分発の終バスに乗って、JR寺前駅へ向かいました。

 

 

つづく