桜苑を出て真っ先に見たものは…。
魁の桜!平野神社発祥の枝垂れ桜で、この桜が咲くと京都の花見が始まると言われています。
訪問日は4月2日(土)。今年の桜は遅れているとは言え、魁の桜は見頃過ぎかな。
手水で手を清め、境内へ。
拝殿前には長い列ができていました。
そんなわけで、参拝は省略。
ご神木の前も結構人がいます。
女性が見ているのはすえひろがね。日本最大級の餅鉄で重さ約200kg!磁石を引き付ける不思議な石です。
磁石を持ち上げようとしてもなかなか離れず、霊石のパワーを感じました。
それから、樹齢400〜500年の楠。幹が太くて強い生命力を感じさせます。
私も皆と同じように、木の温もりを感じながら一周しました。
この神楽殿で今宵は楽器演奏が行われるそう。
参拝所は工事中。中は立入禁止になっています。
参拝所には、八幡社を始めとする6柱が祀られていました。
さて、人が減ってきたところで参拝。
境内を出て元の場所に戻ります。
日が陰り、魁の桜の前も人が減っていました。
魁の桜は白っぽい花ですが、青空の下では薄桃色に見えるそう。
ライトアップで色が復活するかな?
ここで平野神社の御由緒を簡単に。
創建は延暦13(794)年。平安中期、花山天皇が境内に数千本の桜を植えたことから、桜の名所になっています。
神紋は桜。門の提灯も絵馬も、何もかもが桜の紋でした。
参拝より花見。50品種の桜に期待していたのですが…。
境内が縮小しているため、6年前に訪問した時よりも明らかに桜の数が減っていました。
こちらは平野寝覚。里桜の一種です。
そして雪柳。
曲がった花房が白猫のしっぽを連想させます。
次に稲荷神社を参拝。
隣の猿田彦大神を参拝。
鮮やかな桜(陽光)に朱色の鳥居。
どちらも暖色系で、暑苦しさは否めません。
白妙はこれから。色々な桜が4月下旬まで、時期をずらして咲いていきます。
ライトアップが始まりました。
鳥居に絡む染井吉野。
表参道沿いに咲き誇っています。
八重紅枝垂れも参道を彩っていました。
稲荷神社前の陽光が一際目立ちます。
一旦平野神社を出ようとしましたが…。
時刻は午後6時20分。二条城へ向かうには遅すぎます。
桜苑もその日のうちだったら再入場できたはず。
500円で二度楽しめる、こんなにお得な話はありません。
二条城は諦め、平野神社で夜桜を見ることにしました。
つづく