長らくお待たせしました。いよいよ日没です。
午後5時、点灯。真っ先に向かったのが記念撮影スポット。
1枚目はタテ向きに。
2枚目はヨコ向きに。えびすけ君と記念撮影をしました
ネイキッドのダンデライオンは、既に行列ができています。
体験を待っている間、係員の指示に従い、スマホの画面設定をしました。
そして体験。スマホを読み取り器に置くと、タンポポの花が開き、世界に一つだけの綿毛が飛び交います。
撮影する間もなく、綿毛はあっという間に消えていきました。
地面にカラフルな花が咲いて、体験は終わり。
なんだかキツネにつままれた気分で、竹林の散策路を出ました。
30分で2つのミッションをクリアし、滑り出しは順調でした。
野宮神社を通過。
竹林の小径は西向き一方通行。人の流れについて行きました。
青から白へと移り変わる竹藪のライトアップ。
途中水色が現れ、3色になります。時には紫の光が見えたりしました。
少し暗いなぁと思いましたが、これは序の口。
その後、白銀の世界が広がります。
天から降り注ぐ、竹のシャワー。かぐや姫旅立ちのシーンが思い浮かんだのは、私だけでしょうか?
竹林の小径を抜けると、常寂光寺まで北行き一方通行の看板がありました。
ここで池坊・中路喜久子のいけばな作品を鑑賞。一足早く春の訪れを感じます。
花灯路を歩いて出た先は…。
ライトアップされた小倉池。
枯れた蓮にライトが当たり、夕方見た時以上にホラーです
ディスタンス提灯の明かりで、枯れ木に桜が咲いたよう。
常寂光寺は開放中。
中には入らず、門前のいけばな作品(いけばな京花傅、手嶋敏和)を見て引き返しました。
紅葉が残る道を歩き、長神の杜へ。
地面に映る桜のアートは、夜ならではの演出です。
青色のディスタンス提灯を反映し、ソロモンの星が紫色に輝き始めました。
花灯路を歩いて二尊院に向かいました。
二尊院は閉門中。門前にライトアップされたいけばな作品があります。
遠州、芦田一馬の作品でした。
ジャンボタクシーに乗ってJR嵯峨嵐山駅に向かうテもありますが…。それでは散策が中途半端になってしまいます。
長神の杜に戻り、ディスタンス提灯の体験を拝見しました。
ここで一つ訂正。先ほど見た光のアートは、ソロモンの星ではなく、バラの花でした。
落柿舎を通過。
足元の行灯は今回のイベントのために置かれたもの。そう考えると嵯峨野一帯、普段はかなり暗そうです。
嵯峨公園も静かすぎて不気味。自ずと歩くペースが上がります。
竹林の小径に戻った時の安堵感。立ち止まって乱れた呼吸を整えました。
つづく