先日の続き。最終回。

 

坂を下り、ハンター迎賓館の前を通りました。

 

 

Hのロゴは、英国人実業家、エドワード・ハズレット・ハンター(1843-1917)の頭文字です。

 

 

迎賓館はハンター氏が愛子夫人とその余生を静かに過ごした場所で、現在は結婚式場になっています。

 

 

石畳の小径を歩きました。

 

 

誰もいない北野町広場。

 

 

寒いので蛇口はひねらずですが、波をデザインしたお洒落な水飲み場がありました。

 

 

目線を上げると、小豆島から寄贈されたというオリーブの樹があります。

 

 

ちょうど収穫期で、黒い実をつけていました。

 

 

サンタの服を着た銅像。後ろから撮ると、手拍子を叩く観客に見えます。

 

 

目線の先には、フルートを吹く少女と猫の像がありました。

 

 

実はこの銅像、前から見るとサックス奏者。ちゃんと黒のウレタンマスクをしています。

 

 

後ろの建物は、明治42年(1909)頃、ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス(1871-1950)氏の邸宅として建てられた洋館。

 

 

下の説明どおり、北野異人館観光の火付け役になった建物で、「風見鶏の館」 と呼ばれています。

 

 

噴水のそばでトランペットを吹く奏者。雨と水しぶきでズボンの裾が濡れていました。

 

 

視線をずらすと、萌黄の館が見えます。

 

 

萌黄の館は、明治36年(1903)にアメリカ総領事ハンター・シャープ(1861-1923)氏の邸宅として建てられた洋館。

 

 

建物の前にベンチがあり、端っこにサックス奏者の銅像が座っています。

 

 

おそらく緑色の建物に合わせて赤い服を着せたのでしょう。

 

 

北野町広場を出てトーマス坂を下りました。

 

 

コロナ前は仮設店舗もあった賑やかな道。ここをスルッと抜けられるのも今だけです。

 

 

雨が激しくなったので撮り散歩は終了。北野坂を下り、職場に戻りました。

 

 

おわり