体調不良でブログをお休みしている間に、大山崎山荘美術館訪問記が1ヶ月前の出来事になってしまいました。
琅玗洞の前も紅葉の前も、写真を撮る人たちで大渋滞。
誰もツワブキには見向きもしません。
ロッカーに荷物を預けて本館へ。
本館では、先日記事にしたアンドリュー・ワイエス展を見ました。お庭の撮影はOKだったので、今回はそれを貼り付けていきます。
本館1階ベランダから見た山手館。
飛び石を歩けば対岸まで渡れそう。
本館2階のベランダは、ちょうど真上になるのでしょう。
こうして見ると、本館と山手館は結構離れています。
特別な人しか入れない物見櫓。どんな景色が広がるのでしょう?
本館2階カフェテラスからの景色。木が茂り過ぎて、宝寺の塔があまり見えないのが残念。
地中館への通路。初めて訪問した時はこういう通路が迷路のように思えました。
上から見下ろした芝生広場。
遠方を拡大すると、桂川と宇治川と木津川に囲まれた背割堤辺りが見えます。
市街地に囲まれた男山。標高143mの低山で、山上に石清水八幡宮があるそう。
一見刀のように見える、流政之(1923~2018)の作品《サムライの涙(1973)》。よく見ると、刃先の部分が顔で、柄の部分までぽろぽろと涙を流しています。
通路を歩いて振り返り。ここで本館は3階建てで、物見櫓になっている事に気づきました。
色あせた紅葉。
地中館はこの緑の下にあります。
エレベーターの前に、南アフリカ産の鳥彫刻。
本館の売店では、美術館オリジナルのクリアファイルを買いました。
写真のような紅葉を求めての訪問ですが…。タイミングを合わすのもなかなか難しいものです。
午後3時過ぎに退館。
来た時は青空だったのに、すっかり曇り空です。
本館1階のベランダは、外からでも入れたんですね。
このアングルだと、池に奥行きがあるように見えます。
庭園につくばい。
隣に橡ノ木茶室があります。
大庭園に入りました。
地中館の通路脇を流れる滝。
春はツツジ、夏はハス。季節によって見どころはそれぞれ変わります。
小滝を右手に、藤棚の下へ。
飛び石の上から、藤棚を振り返り。
池の中には、大きな鯉が数匹、泳いでいました。
美術館は混雑していたのに、ここまで来ると空いています。
静けさの中で、滝の流れる音が響き渡りました。
頭上に真っ赤な紅葉。
足元に黄色いツワブキの花。
紅葉にはちょっと早いかなと思ったけれど、色づき始めも良いかもしれません。
お手入れの行き届いた松。芝生広場はすぐそこですが…。
左に曲がってちょっと寄り道します。
大燈籠の前を通って
あずまやに出ました。
芝生広場から見た本館。紅葉に覆われていて、とても綺麗。
バリー・フラナガン(1941~2009)作《ボールをつかむ鉤爪の上の野兎(1989~90)》。どうしてここまで細長くしたのでしょう?
おそらく灯籠の土台。
謎の石碑。
小さな灯籠。石の彫刻もお洒落。
荷物を取りにレストハウスへ。あとは坂道を下るのみです。
木の隙間から見える、大山崎町の住宅街。下を覗き込むとJRの線路が見えます。
道柱によると、天保山は右手にあるよう。
琅玗洞を通り抜け。阪急大山崎駅に向かいました。