昨年9月になんばから大阪ビジネスパークへ移転した山王美術館。
ホテルモントレから独立し、立派な美術館に様変わりしていました。
表玄関は枯山水庭園。
坪庭の背景にビルが見えるのは、ビジネスパークならではの光景です。
自動ドアが開いて真っ先に目についたのが…。
マントルピース!アールヌーボー様式の装飾がとても優雅。
1920年フランス製で、リオン郊外の貴族の館で使われていたそう。
次に目についたのが、両サイドの彫刻。
向かって左側が、アリスティド・マイヨール(1861~1944)作《マリー(1925)》。両腕がないのが気になります。
右側がオーギュスト・ロダン(1840~1917)作《化粧するヴィーナス(1888)》。それにしてもブロンズ彫刻ってなぜ裸体なのでしょう?
別室にアントワーヌ・ブールデル(1861~1929)作《眼を開くベートーヴェン(1902)》。ドイツの作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)をモデルにした作品です。
今回は会期終了間近のベストコレクション展を見に行きました。展覧会は期待通り。詳しい話は次にします。
特筆すべきは無料で紅茶やコーヒーが飲めること。給湯器はミュージアムショップの奥にあります。
展示物が少ない上、解説がなかったため、私でも1時間程度で見れました。
5階建てにしては建物が高いような。
ここは桜が咲いたら良さそう。
寝屋川沿いを歩いて、京橋南歩道橋を渡りました。
歩道橋から電車が見えます。
JR京橋駅から徒歩6分。とてもアクセスの良い美術館でした。
つづく