8月11日(水)。もはや1ヶ月前の京都。今にも雨が降りそうな天気でした。
京都駅前のバスターミナルは長蛇の列。もちろんバスには乗りません。
テクテク歩いて高瀬川を通過。
ゴミが溜まってお世辞にも綺麗とは言えない川。目線を上げるとサルスベリの花が咲いていました。
そして鴨川の土手。連日の雨で雑草が青々しているような。
七条大橋を渡り、
京阪七条駅を通過。
今回は珍しく、歩道の写真が撮れました。まあ、人の往来が少ないということで。それはそれで嫌な予感がします。
京都駅から約20分。京都国立博物館に到着。
一応予約はしましたが、予約ナシでも入れました。
こうしてトラりんに迎えられると、嫌な予感も吹き飛びます。
今回の特別展は「京の国宝」。京博ならではのテーマだと思ったのですが・・・。
意外に人気が無いようで、もしかしてハズレかも?と思ってしまいました。
西の方角に目をやると、先ほど目の前にそびえ立っていた京都タワーが小さく見えます。
難しそうな展示なので、音声ガイドは必須。キャプションを読む手間が省け、時短に役立っています。
エレベーターで3階に上がりました。ここから先、撮影禁止。詳しい話は後日します。
3→2→1階の順に見て、約2時間半かかりました。入館前によぎった嫌な予感は杞憂。立派な国宝は目の保養になりました。
トラりんのマスコットを見て、ご意見箱に苦情を投函する人っているのかな?
ミュージアムショップに、この特別展のために作ったというお菓子がありました。
それは鼓月の千寿せんべい。
おそらくお菓子そのものでなく、14世紀鎌倉時代に描かれた法然上人絵伝をモチーフにした包装紙の事でしょう。
それと、かきや改秋のきなこくるみ。これもパッケージのみ特別バージョンでした。
騙されていると思いつつ、話のネタに買ってしまいました。やっぱり多少値が張っても図録の方が良かったかな?
こうして帰り際に次の予告をするのが、京博の抜け目のない所。
10月9日(土)から始まる「畠山記念館の名品」展。能登国主畠山氏の後裔、畠山一清(1881-1971)氏のコレクション展です。
どうやら畠山家に伝わる宝物の展示ではないよう。行くか行かないかは様子見です。
明治古都館は閉館中。
青空より曇り空が似合うロダンの彫刻。この日は空気が重く、深刻な悩みを抱えているかのように見えました。
ここの噴水は、上がりすぎないぐらいが綺麗です。
京博を出て、次の目的地に向かいました。