先日の続き。
ハイキング道にあじさい。とはいえ、近づくとアラが見えるので、ほどほどの距離で写します。
紅葉の茶屋は営業中。
あけぼの茶屋は取り壊されて更地に。
この道は、六甲山系のハイキング道の中で、一二を争ぐらい人の往来が多いらしく、ゴミ捨て場も充実しています。
櫻茶屋は休業中。ここで、紅葉茶屋に対して櫻茶屋だった事に気づきます。
そうこうしているうちに市ヶ原に到着。
掲示板に、トウェンティクロスの惨状を伝える貼り紙や、迂回路の利用を促す貼り紙がありました。
しかし、今回のお目当てはあじさい広場。忠告は無視し、そのまま進みます。
森林植物園まであと2.7km。おそらくこのペースだと2時間かかりそう。
布引登山会集会所の時計が、12時10分を指していました。
天狗道に入りました。
炎天下の道。この道を使って摩耶山へ行くのは、涼しくなってからの方が良さそう。
分岐点を直進し、天狗道はおしまい。
地蔵谷との分岐点も直進。
生田川に架かる小さな橋を渡りました。
黒岩尾根との分岐点も直進。
地蔵谷を除く分岐点に例の貼り紙があり、何度も「本当にトウェンティクロスを歩くのですか?」と念を押されているかのようでした。
そしていよいよ危険地帯に突入。
落石注意
路肩注意
沢沿いにハイキング道があります。
ハイキングを初めたばかりの頃は、この程度の渡渉にも戸惑ったものでした。
その頃に比べると、ルートの見極めも随分慣れたものです。
今回れっきとした沢はここだけだったかな。
そして忠告に出てきた崩落箇所。
惨状に惑わされず、しっかり目を凝らすと、ハイキング道は分かります。
足場が悪く、しかも急。行く手を阻む木は手でかき分け、抜き足差し足ゆっくりと進みます。
一瞬道が消える所は、赤いテープが頼りになりました。
平成30年(2018)7月の豪雨で高雄山の斜面が崩落し、このような状態になってしまったそう。
これでも勇気ある先人たちが、道を整えてくださったのでしょう。
高雄山砂防ダムの巻道を歩きました。
この急斜面のロープも、誰かが取り付けたもの。
ロープを伝い、何とか登りきりました。
最後はロープをまたいで一件落着。
妙な達成感と開放感で足取りが軽くなりました。
森林植物園まであと1.5km。ゴールは着々と近づいています。
そしていよいよあじさい広場。
ボランティアの人たちが丹念に育てたアジサイ。
広場も手入れが行き届いています。
唯一見頃だったのが、三河千鳥。
梅雨も明けてしまったので、アジサイ広場は貸し切り状態でした。
つづく