先日の続き。
六甲高山植物園に入りました。
提灯を受け取って遊歩道を散策。このように提灯は足元を照らすだけでなく、作品の一部になっています。
池に反射する紅葉が幻想的。
木霊は美術家の谷澤紗和子氏と小説家の藤野可織氏のコラボ作品。夜の展示はお化けのよう。
ナイトミュージアムのメイン作品は、髙橋匡太(1970-)氏の提灯行列ランドスケープ。
毎年恒例の作品です。
ライトアップは赤→紫→青→紫→赤の繰り返し。音楽が微かに流れていて、幻想的な空間演出に一役買っています。
夜の六甲山は肌寒く、足元から冷えてきました。
ブナカフェの営業時間は既に終わったよう。
紅葉は振り返って見たほうが綺麗でした。
ここにも怪しげな笑顔を浮かべた木霊。意味不明の分掌で怪文を読んでいるよう。
東出口付近に、髙橋生也(1991-)氏のアニメーション作品がありました。
作品名は「Garden(庭)」。植物の生命力、四季、風などを表現したとの事。高山植物園の展示にふさわしい作品です。
そのまま東出口から出たいところですが。提灯を返すため、西出口に戻らないといけません。
東出口側の展示物は先ほどのアニメーション作品1点で、ライトアップも寂しいものでした。
それに対し、提灯の光が眩しく感じられます。
休憩所でもう一度、提灯行列ランドスケープを鑑賞。ここでようやく、この幻想的な光の正体が何か分かりました。
ここはたぶんブナカフェ付近。
水辺の紅葉。
ライトアップで空が明るく見えます。
映像館には、髙橋生也(1991-)氏のアニメーション作品がありました。庭師を題材にした作品で、撮影はNG。
最初の場所に戻り、提灯を返却。
閉園時間と同時に、六甲高山植物園を出ました。
六甲ケーブル山上駅に着いたのが午後8時頃。
ケーブルカーの発車まで時間があり、天覧台に寄りました。
もはや1000万ドルの夜景。眩しいぐらいの明るさです。
空気が澄んでいて、大阪湾の輪郭がはっきり見えました。
天覧カフェには早くもクリスマスツリーが点灯。
カフェテラスの奥にある、中村萌(1988-)氏の木彫作品も健在です。
駅舎で乗車券を買い、ケーブルのりばへ。
六甲山を10分で下山。
六甲ケーブル下の駅舎もライトアップで華やか。
満員のバスに乗り、神戸の市街地に戻りました。
おわり