【200530①】旧摩耶道登山口への道 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

5月30日(土)に登った摩耶山の話です。

 

JR新神戸駅からスタート。天狗道から摩耶山へ登る予定でしたが、布引の滝へ向かう団体に圧倒され、急遽コースを変更。

 

 

駅東への歩道橋を渡り、静かな住宅街を歩きました。

 

 

熊内くもち八幡宮の鳥居をくぐり、境内へ。

 

 

幼稚園併設の神社ですが、たまたま休園日で、とても静かでした。

 

 

祭神は応神天皇と彦火々出見尊。文武天皇の御代701年、布引山瀧勝寺建立の時、寺の鎮守として彦火々出見尊を創祀したのがこの神社の始まりです。

 

 

摂社は一年一願の信仰で知られている太郎稲荷大明神と末広稲荷神社。

 

 

他、色々ありましたが省略。熊内八幡神社を出ました。

 

 

ここは運転手宅でしょうか?くもち幼稚園の送迎バスがあります。

 

 

石段を昇り、雷声寺へ。

 

 

門をくぐってからも石段が続きます。

 

 

墓地からの展望が良く、ポートアイランドまで見えました。

 

 

雷声寺は、濱田雷聾師が、昭和9年(1934)に讃岐の象頭山松尾寺に奉祀されていた、金毘羅大権現を神戸に迎えた寺です。

 

 

顕彰碑によると、明治6年(1873)瀬戸内海の小島に生まれ、外国航路の船員となったのち、労働運動に身を投じ、日本海員組合の第2代組合長となり、国内外で活躍。

 

 

退任後、古く海運関係者の深い信仰を集めてきた讃岐の金毘羅さんの分身を迎え、神戸に開山。

 

 

昭和33年(1958)、85歳でその波瀾万丈の人生に幕を閉じました。

 

 

石段続きで、登山口までの道のりがとても長く感じられます。

 

 

ここで初めてハイキングの標柱を見かけました。

 

 

奥にはいかつい顔をした不動明王。雷声寺の敷地はここまでです。

 

 

イノシシ侵入防止柵を開け、旧摩耶道に入りました。

 

 

つづく