先日の続き。
狭くて薄暗い道。こんな所でイノシシに出くわしたらひとたまりもありません。
傾斜が急な所は階段になっていました。
過去に蜂の被害があったのでしょうか?
曲がりくねった細い道。
先程の注意書きのせいか、草が生い茂った道になると、緊張感が増します。
木の隙間を縫うように歩きました。
学校林道との分岐点は、旧摩耶道を選択。
旧天上寺が焼失した昭和51年(1976)以降、参道の役割を終え、あまり歩かれなくなったよう。
所々荒れていて、道が分かりづらい所もありました。
そんな時、人の手が加わった物を見ると安心します。
休日なのに、この道で出会ったのは老夫婦1組だけ。
颯爽とした足取りで、あっという間に距離を開けられました。
下りになると、中間点が近いような気がします。
しかし標柱があるのみで、あと何kmの指示もなく、その期待は裏切られました。
前方に山が見えてきました。
ここはかつて、青谷道との分岐点だったよう。
しばらく歩くと、史跡らしくなってきました。
たぶん、お茶屋の遺構。
道が拓けてきて、何かある事を確信。
青谷道からのハイカーと合流。
ここは行者堂の跡地で、今でもハイカーたちの休憩所になっているのは変わりありません。
合流した人の話によると、この奥に行者尾根という危険な道があるのだそう。
初心者なので、不動滝への橋を渡りました。
ここから先はおなじみの道。
一度歩いた道は安心感があります
最初は荒々しい自然の道。
それが石段に変わり、二丁まで続きます。
これは2年前の台風の爪痕でしょうか?
どの道も上野道へと繋がり、わざわざ旧摩耶道から歩く意義は無かったよう。
摩耶山上まであと700m。がぜんテンションが上がります
昭和30年(1955)代まで、ここにアメヤというお茶屋があったそう。
旧天上寺への石段を昇り、
仁王門をくぐりました。
つづく