【200624⑤】徳川道~森林植物園 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先日の続き。

 

徳川道を歩きました。

 

 

この道は、慶応3年(1867)12月の兵庫開港にあたり、大名行列が往来する西国街道に面して外国人居留地ができることになり、

 

 

大名と外国人との紛争を避けるために突貫工事で造られた参勤交代の迂回路です。

 

 

道が完成した数日後に徳川幕府が倒れ、一度も使われること無く幻の道になってしまったとか。

 

 

とても歩きやすい道でした。

 

 

ここは布引エリアになります。

 

 

橋を渡り、狭い道を歩きました。

 

 

オカトラノオが咲き始め。かわいらしい星型の花をつけます。

 

 

この川は生田川。神戸の市街地を流れる川がこんなに荒々しい形相を持つとは意外でした。

 

 

徳川道は続きます。

 

 

急な木段を昇り、

 

 

八州嶺堰堤を通過。

 

 

木段を下り、

 

 

ザレ道に出ました。

 

 

ヌケ谷を通って森林植物園正門へ出る方法もありますが、今回は安全な東門への道を選択。

 

 

道標に従って歩きました。

 

 

増水時の迂回路とは言え、油断大敵。

 

 

最後の分岐点から距離があり、

 

 

このようなガレ場も通りました。

 

 

16:10東門通過。閉門に間に合い、一安心。

 

 

今度はガレ場沿いの道を歩きました。

 

 

そしてまさかの沢渡り。自然の中の植物園です。

 

 

石段を昇り、

 

 

長谷堰堤を通過。

 

 

階段の昇り降りを繰り返し、

 

 

名も無い池を見下ろしました。

 

 

橋を渡り、

 

 

石段を昇り、

 

 

料金所を通過。無人ですが、料金箱に入園料(300円)を投入。

 

 

西日の差し込む長谷池。睡蓮は萎んでいました。

 

 

池のほとりにサツキが咲いています。

 

 

園は広く、ここまで15分かかりました。

 

 

この涼し気な花はキダチシモツケ。この季節、カエルの卵と間違えそう。

 

 

急がば回れ。はやる気持ちを抑え、あじさい園への道を歩きました。

 

 

つづく