ここは見晴らしのデッキ。大阪湾がとても近くに見えます。
「シンカイ ノ ヨーカイ」は屋台を飾るアート作品。制作者のヒロセガイ氏は、ネパールレストランの運営などを通じて食とアートを繋ぐ活動を精力的に行っているとの事。
六甲枝垂れは秋の夕焼け色に様変わり。何かが光ったり消えたりしているのが気になります。
枝垂れの前に座っているのは「ヤンチョビ博士(岩城典子)」。
こちらはプロペラ人間。風が無いので全く回りません。
ヤンチョビ博士が見る六甲山の夜景。1000万ドルの夜景が眩しいぐらい輝いています。
中は吹き抜け。底に溜まった氷水に風が当たって涼しくなる自然体感展望台(六甲枝垂れ)。外の気温は3度。手がかじかむほどの寒さで、中が暖かく感じられました。
氷水に浮かぶ舟は「航路(大畑幸恵)」。作者は貝殻を用いて海や人の営みをテーマにした作品を制作するアーティストだそう。
ガーデンテラスのライトアップは全て伏見雅之氏の演出によるもの。
先ほど上った見晴らしの塔が見えました。
おみやげ館に入りました。
たまには違うものをと思い、散々迷った挙句買ったプリンケーキ。コテコテに甘いです。
バスで高山植物園に移動しました。
高山植物園の夜間作品は、毎年恒例の「提灯ランドスケープ(高橋匡太)」。
ライトアップされているとは言え、紅葉は見頃過ぎだったかもしれません。
提灯の明かりで七色に染まったロックガーデン。
桜と紅葉
新緑と紅葉
水辺と紅葉。光の三原色を利用したライトアップで四季の移ろいを感じました。
もう一つの夜間作品は、スクリーンに蛍光線が走る「Sanpolines(本多大和)」。蛍光線が両方のスクリーンに出ないのが残念でした。
六甲ケーブル山上駅に戻りました。
展覧カフェは早くもクリスマスバージョン。
展覧台はケーブルカーの発車を待つ人たちの溜まり場になっていました。
今までずっと邪魔だと思っていた展覧台の鳥。写真に入れた方が目印になって良いかもしれません。
明石海峡大橋がかすかに見える西の景色。外は寒く、早々引き揚げました。
駅舎に入りました。
前回探すのが面倒でパスした「ここにいるよ(岩谷雪子)」が、トイレの入口にありました。ここに作品があると知らなければ、気づかなかったと思います。
六甲高山植物園で採取した植物を使った作品が、あらゆる所にさりげなく展示されていました。公募大賞のグランプリを受賞しています。
ケーブルカーで山を下り、兵庫県立美術館から始まった長い1日が終わりました。