久しぶりに見た武田尾駅前の景色。福知山線廃線敷跡ウォークから早くも1年が経とうとしています。
今回は上佐曽利行きのバスに乗り、宝塚ダリア園へ。
終点上佐曽利で下車。バス停の一角に、ダリアの品種改良や佐曽利園芸組合の発展に貢献した、鬼頭常太郎氏の公徳碑があります。
ダリア園は宝塚市北部にあり、市街地より気温が3~4度低いらしく、肌寒く感じられました。
この寒冷な気候がダリアの生産に適していて、昭和5年(1930)から栽培を始め、今でも全国生産の約4分の1を占める年間80万球を生産し、切り花の出荷も行っているとの事。
約300種、約2万本のダリアが咲き誇るダリア園。今ちょうど満開を迎えています。
入園料200円、切り花1本50円。皆、次から次へと花を摘み、ダリアまつりまでに花が無くなってしまいそうな勢いでした。
写真を撮りながら畑を周りました。図鑑のように一輪だけ大きく撮るか、空を入れて複数撮るか、迷うところです。
午後からテレビ局の取材がありました。
最後に入った畑は、個性的な花が色々ありました。
こちらはコスモスという名のダリア。
テレビ局の人も撮ったタカラジェンヌ。歌劇団のイメージから程遠い地味な花です。
タカラジェンヌの元祖、ジェンヌ。
タカラジェンヌの仲間、ピンクジェンヌ。それぞれよく似た名前ですが、咲き方は三種三様。
畑を一巡した後、花を摘みました。
プリストラルストライプは1本100円。珍しいから高いのでしょう。
黒蝶も1本100円。色がとても上品で、見るからに高級そう。
話のネタになるような変わった花を摘みたかったのですが、摘みたい花と摘める花は違いました。
背が低かったり枝分かれの多かったり、花びらの薄い花は摘みづらく、迷った挙句、球状の色違いを摘みました。
摘んだ花はキャンディーのよう。家の玄関が明るくなり、良い思い出になりました。