おのころ島神社 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 古事記・日本書紀によると、伊弉諾尊と伊弉冉尊は、おのころ島に宮柱を立て、神様と日本の国々を生んだと書かれています。

 

 

 手水の前に千度石がありました。本殿から千度石まで1日1000往復すると願い事が叶うと言いますが。

 

 

 本殿までの道に石段があり、石段の昇り降りを含めての1000往復は、かなりハードです。

 

 

 階段を上った所に百度石がありました。本殿から百度石まで1日100往復すると願い事が叶うとのこと。この方が現実的です。

 

 

 伊弉諾尊と伊弉冉尊はこの石の上につがいの鶺鴒(セキレイ)が止まり、夫婦の契りを交わしている姿を見て夫婦の道を開き、国生みをしたと言われています。

 

 

 鶺鴒石は縁結びの縁起物で、願掛けの仕方について説明がありました。お相手がいる人といない人、二人で来た人、それぞれ縄を握る手順が違うようです。

 

 

 神楽殿を詣りました。大きな鳥居の割に狭い境内でした。

 

 

 御神木(夫婦松)を詣り、

 

 

 八百萬神社を参りました。八百萬神社には、伊弉諾尊と伊弉冉尊の子が祀られています。

 

 

 神社を下りた所には安産の砂所があります。

 

 

 橋を渡って神社裏に出ました。

 

 

 神社裏には梅の木があり、

 

 

 ピンクや白い花が咲いていました。

 

 

 ここは桜の季節に訪れると良さそうです。

 

 

 五十鈴川沿いに、葦原国(あしはらのくに)分社があります。葦原国とは、海辺に葦が茂っていて、その中に五穀豊穣の沃土があるという、古代伝承に基づく日本国の別の呼び名です。

 

 

 おのころ島神社から西へ800m離れた所に、葦原国の碑があります。碑はキャベツ畑の向こうに建っていました。

 

 

 歌碑には「千速(ちはや)振る 神代の昔 あしはらを ひらきそめにし 国常跡(くにのとこあと)」と刻まれています。

 

 

 2月末の散策はここで終了。バス停に向かいました。