【200527②】記念碑台 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先日の続き。

 

前ヶ辻を直進すれば下山できますが、トイレ休憩のため、記念碑台に寄りました。

 

 

去年リニューアルオープンした六甲山ホテル。今は六甲山サイエンスリゾートと名前を変えたそう。

 

 

ビジターセンターへの階段を昇りました。

 

 

六甲ミーツアートで展示された鯉のモニュメントが未だ残っています。

 

 

ビジターセンターで用を足した後は、

 

 

展望デッキで一休み。栄養ドリンクを飲み、エネルギーを補給しました。

 

 

展望は山の隙間から摩耶埠頭が見えただけで期待外れ。

 

 

油コブシに天望山、そして長峰山。建物がポツポツあり、開けた感じがします。

 

 

方位盤によると、南西の方角を見ていたよう。

 

 

昭和30年(1955)に設置された記念碑台。1900年代始めに六甲山を開拓したイギリス人、アーサー・ヘスケス・グルーム(1846-1918)を讃えた顕彰碑です。

 

 

グルーム氏は明治元年(1868)、グラバー商会の支店を作るために神戸へ赴任。大変な親日家で、大阪玉造の士族の娘、宮崎直と結婚し、15人の子供を設けたそう。

 

 

明治4年(1871)、外国人居留地101番でモーリヤン・ハイマン商会を設立。日本茶を輸出し、セイロン紅茶を輸入する貿易商を始めました。101番の標石はレプリカです。

 

 

まったりとした空気が漂い、時間を忘れてしまいそうでしたが、私はこの後下山を控えています。

 

 

記念碑台を出て前ヶ辻に戻りました。

 

 

道路沿いにある白髭神社。グルームが匿った狐の逸話により建てられた神社だと云われています。

 

 

つづく