神戸北野美術館に入りました。
明治31年(1898)築の異人館で、戦後~昭和53年(1978)まではアメリカ領事館官舎として利用されたそう。現在は「モンマルトルの丘の画家たち」の絵を展示しています。
北野・山本地区は、平成17年(2005)にパリ・モンマルトル地区と友好交流協定を締結。
モントルマル地区はパリの18区にあります。景色が美しく、画家たちの絵の題材にもなりました。
丘の上のサクレ・クール寺院からは、パリの街が一望でき、多くの観光客で賑わいます。
19世紀半ばから歓楽街として活気づき始め、ムーラン・ルージュをはじめとするキャバレーが、歌や音楽、ダンスと共にモンマントルの夜を華やかに彩りました。
また、住居費や生活費が安いことから、19~20世紀初め、画家や詩人、外国人、職人など芸術家が集まり、彼らは「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれました。
現在も200~300人もの画家たちが、テルトル広場で絵を描いています。
モンマルトル観光協会もテルトル広場の画家を支援しており、神戸北野美術館では、観光協会の推薦による作品を展示・販売しています。