北野異人館巡り | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

帰り道は喫茶店や結婚式場として使われている異人館や非公開の異人館を周りました。

 

●旧パラスティン邸

 トリックアート不思議な領事館の裏側にあります。明治末にロシアの貿易商、パラスティン氏の邸宅として建てられた洋館です。

 現在は喫茶店として営業中。無農薬の野菜を使った料理や、自家製ハーブを使ったハーブティーなど、健康志向のメニューを揃えています。

 

北野通りから南へ下り、異人館通りを歩きました。

 

●旧グラシアニ邸

 1908年に建てられた洋館。フランスの貿易商、グラシアニ氏の邸宅でした。現在はフランス料理店として営業しています。

 

●シュウエケ邸

 英国の建築家、ハンセル氏によって1896年に設計・建造された邸宅。1945年の神戸大空襲で大きな被害を受けましたが、1954年にシュウエケ夫妻が譲り受けて修復し、住むようになりました。シュウエケ氏が定年を迎えたことにより、現在は公開していません。

 

 シュウエケ邸の西の路地に入り、南へ下った裏通りに入りました。一般の人が通っていいのかと思うぐらい細い道です。ここに思い出の場所がありました。

 

●旧キャセリン・アンダーセン邸

 1899年建築。キャセリン・アンダーセンという女性が住んでいて、2000年1月まで「スウェーデンの館」として公開されていた異人館です。14年前に教室の生徒が結婚式を挙げた場所です。当時はオリジナル・ウェディングが流行っていました。

 

異人館通りに戻り、南へ曲がってトアロードに出ました。

 

●東天閣

 イギリス人建築家、ガリバー氏が1894年に建てた洋館。ドイツ人のパイロット、ビショップ氏の邸宅でした。1945年に大連の一流料理人が受け継ぎ、北京料理店「東天閣」をオープンしました。北野ホテルの道向かいにあります。

 

トアロードを下り、元町駅に着きました。この日の散策はこれで終了します。