光明寺 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

乙訓寺を出て20分ほど歩き、光明寺(こうみょうじ)に着きました。

 

長岡京で一番の紅葉の名所です。女人坂を上がりました。

 

 光明寺は西山浄土宗の本山で、1198年に創建されました。開山第一世は法然上人ですが、創建に力を尽くしたのは、平家物語や謡曲の「敦盛」に登場する熊谷次郎直実です。

 

 武士としての生き、自分の罪の深さを恐れていた直実には「念仏を一心に唱えれば必ず救われる」という法然の言葉で出家を決意し、その後は蓮生(れんせい)法師として念仏三昧の日々を過ごしました。

 

 戦火や火災で何度か焼失しましたが、御影堂(みえどう)は1753年に再建されました。御影堂には法然上人像が祀られています。

 

御影堂から釈迦堂への廊下を渡りました。

 

 釈迦堂から見た信楽庭がとても綺麗でした。勅使門や紅葉が庭の一部になっていて、山と海を表現しているように見えます。

 

外から見た勅使門は、紅葉が良い具合に被さっています。

 

 帰りはもみじ参道を歩きました。赤・オレンジ・黄色・緑と、たくさんの色が混ざり、とても華やかでした。

 

途中の門(薬医門)から見た参道が一番綺麗でした。

 

もみじ参道を歩き続け、光明寺を出ました。