随心院 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

勧修寺から小野駅に戻り、反対側に出て5分ほど歩き、随心院に着きました。

 

庭の紅葉は見頃でした。期間限定でライトアップも行われているようです。

 

 小野一族が栄えた場所であることから、絶世の美女として名高い小野小町ゆかりの寺としても知られています。

 

弘法大師の8代目の弟子に当たる仁海僧正(にんかいそうじょう)が991年に創建しました。

 

 もとの名は牛皮山(ぎゅうひざん)曼荼羅寺といいます。ある夜、亡き母が生まれ変わる夢を見た仁海僧正が、その牛を探し求めて世話をしたものの、間もなく死んだため、悲しんでその牛の皮に両界曼荼羅の尊像を描いて本尊としたことに由来します。

 

 その後、第5世増俊(ぞうしゅん)が曼荼羅寺の塔頭として隋心院を建立し、第7世親厳の時、後堀河天皇より門跡の宣旨を受け、門跡寺院になりました。

 

本堂の庭も紅葉が見頃でした。

 

こんな所で沙羅双樹の花が見れるとは思いませんでした。

 

本堂の裏も、紅葉が色づいていて華やかでした。

 

本堂を出て建物の周辺を歩きました。次に続きます。