児童養護施設の敷地を横切りました。
草が茫々で所々かき分けながら歩きました。
この先にあるのは・・・源平塚。源平合戦戦没者供養塔です。
1184年2月7日一の谷の合戦で、一の谷城の西の城門に位置する塩屋の地は、城の内外の激しい戦いの中心になって多くの戦没者が出ました。地元の人達は、戦没者をこの地に葬り、その後供養塔を建てたそうです。
来た道を戻りました。舗装されていない道を歩き、源平合戦の様子を肌で感じられました。
広い山道に戻り、坂を上り続けました。山道沿いに88ヶ所仏像があります。
源平合戦の死者の霊をなぐさめるために、無縁仏の供養と成仏を祈り、88ヶ所の霊場に仏像を安置したと伝えられています。今はここしか残っていません。
石段を上って敷地内に入りました。
子守地蔵は、子どもや安産に関するお地蔵様として祀られています。
この建物は塩屋村の鬼門で、北方を守る毘沙門天と、隣に大随求明王と吉祥王女が祀られていました。
来た道を戻りました。坂がきついので遠く感じられましたが、約20分ほどで塩屋駅に着きました。この日の散策はこれで終わります。