須磨水族園(棲み分け) | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

川では、上流から下流まで、様々な魚が棲み分けをしています。

 

上流は、川幅が狭く、流れは早めで、水の透明度が高く、水温が低いのが特徴です。

 

写真はタカハヤ。他、上流に棲む魚は、カジカ、アマゴ、イワナ、ヤマメなど。

 

 中流は、上流に比べると、川幅は広がり、流れは緩くなります。また、川底や周辺の石は上流で見られるものより小さめのものが多いです。

 

 写真は上がオイカワ、下がカワムツとコウライモロコ。他、中流に棲む魚はアユ、ニゴイ、アカザ、ウグイなど。

 

 下流は川幅が広く、流れがゆるやかで、山から流れて来た土砂が堆積し、ヨシなどが生い茂り、さまざまな生き物が生活しています。

 また、海と川の境目は両方の水が混ざり合う河口が広がります。河口には海の魚と川の魚が一緒に生活しています。

 

 写真は、上がテナガエビ、中がボラ、下がニホンウナギとチチブ。他、下流や河口に棲む魚は、コイ、マハゼ、ギンブナなど。

 

 棲む場所に体を適応させていくのか、自分の体に合った場所を見つけて棲むのかは分かりませんが、棲み分けにより、自然界はうまく調和が取れているようです。

 

 さかなライブ劇場を出ました。次に続きます。