京都御苑の桜 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先月末、京都御苑に桜を見に行きました。

 京都御苑は地下鉄今出川から丸太町と1駅分をまたぐ広さで、京都御所が敷地内にあります。

 敷地内には早咲きの桜と遅咲きの桜があり、4月下旬まで桜を見ることができます。


敷地には様々な山桜が咲いていました。


山桜1   山桜の花1



山桜2   山桜の花2


ここはシダレ桜の名所でもあります。


しだれ桜
しだれ桜花


 シダレ桜のそばに近衛邸跡があります。近衛家は五摂家の一つで、江戸時代末まで多くの人々が摂政や関白になりました。


近衛邸跡


 近衛池の撮影。桜を入れてみました。


近衛池


桜の敷地を出ました。離れた場所に由緒ある桜が2つあります。


 1つ目は中立売却門付近の桜で、後水尾天皇がその美しさに御車を引き返させたと言われる里桜「御車(みくるま)返しの桜」です。


御車返しの桜
御車返しの桜の花


 もう1つは学習院跡辺りで、倒れた松に生えた桜「桜松」です。


桜松


京都御苑の桜は種類が多くて木が大きく、とても見ごたえがありました。