等持院から20分ほどで金閣寺に着きました。
写真のとおり、「金閣寺」は通称で、正式には「鹿苑寺(ろくおんじ)」と言い、臨済宗相国寺(しょうこくじ)派の禅寺です。
この地は、鎌倉時代に西園寺公経(きんつね)の別荘「北山第」がありましたが、足利三代将軍義満が気に入り、1397年、西園寺家から譲り受け、山荘「北山殿」を造りました。
義満没後、夢窓国師を開山(初代の住職)とし、義満の法号「鹿苑院殿」から二字を取り、鹿苑寺と名付けられました。
また、1994年から世界文化遺産に登録されています。
唐門の前。ここは日本か?と思うぐらい外国人観光客がたくさんいました。
方丈の隣に、「陸舟の松」が。
義満の盆栽から移植され、帆掛け船の形に仕立てられた五葉松。舳先は西を向いていて、西方浄土に向かう船に見立てたものとされています。
鏡湖池(きょうこち) 極楽浄土を表現した池。
衣笠山を借景とし、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。
葦原島(あしはらじま) 鏡湖池に浮かぶ島
前から見た金閣
屋根の上に立っているものは鳳凰です。中国の伝説上の鳥で、聖なる天子の使者とされています。
横から見た金閣