等持院 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

龍安寺から15分ほどで等持院に着きました。


石碑


 等持院は臨済宗天龍寺派に属します。

 1341年、足利尊氏が天龍寺の夢窓国師を開山に迎え、衣笠山の南麓に創建しました。

 後に、尊氏(たかうじ)・義詮(よしあきら)将軍当時の幕府の地にあった等持院もこちらに移されて、足利将軍家歴代の菩提所となりました。


 山門を通りました。


山門


 方丈から中に入りました。


方丈



入ってすぐの所に、大きなだるまの絵があります。

天龍寺派 元管長 関牧翁(せきぼくおう 1903-91)老師が描いた「祖師像」です。


だるま


方丈の中


方丈の中


枯山水庭園


枯山水庭園


霊光殿

 足利尊氏が念持仏として信仰した利運地蔵尊を本尊として、達磨大師と夢窓国師とを左右に、足利歴代の将軍像が、徳川家康の像と共に安置されています。


霊光殿


茶席から庭園を歩きました。庭園は夢窓国師作で、心字池と芙蓉池があります。


茶席


 芙蓉池。蓮の花をかたどった庭園。

  庭園の中に「清漣庭(せいれんてい)」という茶室が新築され、義政好みと呼ばれました。


芙蓉池


心字池。草書体の心の字をかたどって作られた池庭。


心字池


足利尊氏の墓


足利尊氏の墓