ひよどりのにっきちょう -9ページ目

文献リスト

1限、和泉短大へ。
午後は一度帰宅。研究所のために、購入する文献リストを作る。これがなかなか大変な作業。U先生がドイツ関係、私がイギリス関係を担当。
夕方メサイアの打ち合わせ。そして夜は練習。
3時間があっというまに過ぎる。

オルランド・ギボンズ

ヨーロッパの大衆音楽、今日はティン・パン・アリーについて。
コール・ポーター、リチャード・ロジャース、そしてガーシュウィンの登場だ。

宗教音楽史は宗教改革。このあたりはU先生の得意分野なので、彼の授業でくわしくやるだろうから私はさらりと・・・と思ったが、ルター、カルヴァン、そしてカトリック側の対応、パレストリーナを聴くと、結局時間いっぱいいっぱい。

5限は空き時間。研究室でイギリス音楽のCDを時代順に聴いていく。ギボンズの美しさには心身が癒される。私は夭折した作曲家に縁があるのだろうか。

6限、オルガンのレッスン。相模原教会にて。

死者の日

死者の日。母の記念のために、きょうは弟と相模原教会の召天者記念礼拝に出席。
T川牧師が、説教の中で母について触れてくださった。病室の壁に聖句が貼られていたこと。
「いつも喜んでいなさい、たえず祈りなさい、すべてのことに感謝しなさい」

マゾ?

大学祭コンサートは、予想をはるかに越える大成功。模擬店とロックの野外ライブが華、といういまどきの大学祭で、キャンパスの隅っこにある古い教室で開催するクラシカルなコンサートに、こんなにお客様が詰め掛けてくださるとは!この教室がいっぱいになるのを見るのは、センター試験のときくらいです。おどろいた。
演奏もよかった。そりゃ細かいところはいろいろあるけれど、全体的に熱気があり、最後までパワーが落ちなかった。聴衆を魅了するオーラが全員から出ていた。どれも渾身の18曲だった。

今年試運転の「インコグニト」も、少人数のよさが出ていた。ひとりひとりが輝いていた。
学生指揮者三人も堂々のデビュー。

アンケートにも「レベルの高さに驚いた」とのコメントが・・・。わ~い!
・・・と慢心してはいけない。10日には相模大野、そして一ヵ月後にはメサイア。これからが正念場だ。

しかし、めちゃめちゃハードな練習を乗り越えて手にする成功、これは癖になるね。マゾかしら。

大学祭コンサート

今日から大学祭。聖歌隊は4日にコンサートをする。今日はリハーサル。
おお、すごい!上手になった。たくましいなあ。これなら本番も盛り上がるだろう。
タイトルは [Sing together, praise the Lord! ]
プログラムは、
1.アヴェ・マリア(ヴィクトリア、カッチーニ、サン=サーンス)
2.信仰のよろこびを歌う
   ・聖フランシスコの平和の祈り
   ・声高くほめまつれ
   ・天使の糧を
   ・Coming Home
   ・We worship Thee, O Lord
   ・Rejoice in the Lord
3.インコグニト
   ・Reddle Song
   ・With Wings as Eagles
   ・Hail, holy Queen
4.クリスマスをまちのぞむ
   ・ああベツレヘムよ
   ・たいまつ手に手に
   ・ディンドン!陽気に鐘は鳴る
   ・あらののはてに
   ・もろびとこぞりて
5.ハレルヤ!

「インコグニト」とは「変装」の意で、このときは聖歌隊のガウンを脱ぎ、サングラスをつけたり、被り物をしたり、普段とは違う姿になる。完全に学生主導で、私はタッチしない。さあ、なにが飛び出すか!じつはこれ、イートン・カレッジ聖歌隊のコンサートからヒントを得たやり方。

このコンサートは学生指揮者のデビュー戦でもある。Coming Home, We worship thee, たいまつ手に手に、の三曲を振る。このときは私も合唱に加わる。これもイートン・カレッジのスタイルを頂戴した。

ゼミ申し込み

来年度ゼミの申し込み状況が教務課から。私のゼミは11人。この人数だと研究室を使うのは無理なので、教室を手配しなければ。「論文を書きたい」という学生がこんなにいるのはうれしい限り!

昨日から背中(左肩甲骨の下あたり)が痛くて、息をするのが大変。これは、たぶん胃・・・・。

職住接近

いつもの通り1限は和泉短大、と張り切って家を出て、バスに乗ろうとして気づく。今日は入試でおやすみ!あちゃー。
家へ戻ってもよいのだけれど、このさい自分の職場でたまった雑用を片付けよう、と駅の反対側の出口へ行き、学バスに乗る。勤務先、非常勤先とも自宅からバスで5分という職住接近の生活。楽だけれど、一歩家をでると学生に会う。すっぴんを見られることも。また、近所のスーパーに買い物に行くとレジに学生がいる。「先生が手抜きしてお惣菜を、しかも閉店直前の割引を粘り強く待って買った」という情報が翌日には知れ渡る。

文献の整理、聖歌隊メサイアの案内状作り、U先生と研究所打ち合わせ、などなどで時間は過ぎ、夜は聖歌隊。大学祭コンサートの練習。10時まで。

パワーと魅力。

2限、ヨーロッパの大衆音楽。いよいよ舞台はアメリカへ。ヨーロッパの影響を受けて育つアメリカの大衆音楽、やがてその魅力は逆にヨーロッパへ受容される。さらに「植民地型大衆音楽」の説明。今日はタンゴ、スーザの行進曲、S.ジョプリンのラグタイムなど楽しい曲をたくさん聴いた。

4限、宗教音楽史。時代はルネサンスへ。中世からルネサンスへの移行って、何をもっていうの?から始まり、ヒューマニズム(今普通に使う「人類愛」的解釈とはかなりちがう)をまず理解してもらう。そしてブルゴーニュ楽派、イタリアの富豪たちとフランドル楽派の物語。ジョスカンきれい!

6限、オルガン。今日も相模原教会へ。

専任教員になって4年目、授業は熱気を絶やさぬようにすることが必要、と実感。
教員生活が始まったとき、一つの科目を毎週2回、90分×28回語ることの大変さを知った。非常勤時代は毎週1回の2単位授業一こまだけだったのだが、専任のノルマはやはり違う。それで、3年間は授業を軌道に乗せることに集中しよう、と決めた。レジュメを整え、講義ノートを作る。予定の3年が過ぎ、今年になってずいぶん慣れてきた。そして、授業が楽しくなった。だって、伝えるべき内容そのものはめちゃくちゃ面白いもの!

フリーランサー時代、「フリーで仕事をするにはパワーと魅力が必要!」と自分を奮い立たせていたけれど、フリーじゃなくてもそれは同じだ。老体に鞭打って、「パワーと魅力」と呪文を唱える。

メサイア仲間

礼拝、オルガン当番。今日の説教は、青山学院大学のT先生。
私がはじめて教会というところに足を踏み入れたとき、その教会の若き副牧師だった。その後大学勤務となられ、私が青学の聖歌隊伴奏を努めていた頃、顧問をしてくださっていた。アメリカ、北海道、九州・・・演奏旅行もご一緒した。なつかしいですねえ。
礼拝のあと、講演会。

夜、青学オラトリオのOG、たまちゃんから電話。メサイアをみんなで聴きに来てくれるとのお知らせ!わーい、うれしい。彼らはメサイアを何十回となく歌っている人たち、そしてメサイアをこよなく愛する仲間たち。夢中で歌うステージ上の若者たちと、熱い思いで聴く客席、う~ん、当日の会場の熱気が今から想像できる。

ミスキニスの聖歌

1時から4時半まで、東京室内混声合唱団の伴奏。
ミスキニスという作曲家の無伴奏聖歌に、うっすら伴奏をつけるのがとても疲れる。弾くこと自体は全く簡単なのだけれど、モーツァルトやメンデルスゾーンの伴奏をじゃかじゃか弾くほうがずっと楽。なぜこんなに疲れるのか・・・もしかしたら、このハーモニー。きれいでしゃれているのだが、いわゆる「不協和音」オンリーで出来ているので、長時間こればっかり聴くと魂内(こんな言葉ある?)のバランスが崩れるのかもしれない(=エートス説、なんて)。