時間を生み出す | サポートライター みけ の独り言

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電子書籍のはなし、文章のはなし、ことばのはなし、書く事、話すこと、ゆめのたねで喋っていることなど、言葉にまつわるいろいろなことを中心に、書いてみたいと思っています。

 

今回は「時間を生み出す」をテーマに取り上げることにしました。今の時代に暮らす私たちはいつも時間に追い掛け回されているような気持ちになっていることと思います。こんな状態では、なかなか気持ちにゆとりを持つことは出来ません。だからでしょうか、時間をどのように扱えばゆとりを持った日々を過ごす事が出来るかについてのコツのようなものを示す「時間術」といった本がいつも書店に並んでいます。それだけ、扱い方が難しいと感じている証拠なのでしょう。

「どんな立場の人に対しても時間だけは平等に与えられている」、そんな意味の言葉をよく耳にします。たしかに、物理的には時計で測った時間は誰にとっても、誰かと比べてみたとしても、変わることばありません。だからこそ、時間術がもてはやされるのでしょう。

しかし、とある本には「時間は人間が作り出した幻想にすぎない」と書かれていました。なぜなら、当人のその時の気分や思いで時間の長さが違って感じられるからです。この考え方はともかく、物理的な時間を上手く使いこなすためには普段の生活の中でどのようにして時間を過ごしているかを振り返ってみる必要がありそうです。

いろいろな立場の人が「スキマ時間を生かす」ということを推奨していますが、そのためには自分の生活の中でどこにスキマ時間があるのかを知ることから始めなければなりません。そうしないと、結構ムダに時間を過ごしていたとしても本人が気が付いていないことになりませんか。まず、自分は毎日どのようにして時間を過ごしているのかを調べてみましょう。毎日となると手間数が多くなりますので、最初は数日程度でもよいと思います。

自分の行動とその開始と終了の時間を記録していくわけですね。振り返ってみると、意外なほどスキマ時間がある事の気が付きます。実際には記録のために立ち止まったり仕事の手を止めたりすることになるでしょうから、スキマ時間はもう少し多くなるかもしれません。

スキマ時間を見つけたら、そこで何をするかを考えてみます。ただ、その時間を活用して何かを行うと言っても、周囲の状況などによっては「出来ない事」もあるでしょう。それを加味したうえで、どんなことをして時間を活用するかを考えておかなければなりません。

ただし、いくら時間が足りないからといっても、睡眠時間を削るという事だけはしないでください。また、睡眠に回せる時間を多く取っていても布団に入る直前までパソコンやスマートフォンの画面を見て何かの作業をしているのでは、寝つくまでにかなりの時間を要することになります。睡眠を考えるなら、その直前の時間をどのように過ごするかも考えておかなければなりません。

詰まるところ、時間をどのように使うかという問題は、時間をどのようにしてうまくコントロールするかという事でもあるようですね。時間を使うのは当人ですから、「自分が時間を使うんだ」と、自分で主体性を持って時間を扱うという意識を持つことが大切です。

また、スキマ時間を活用するというのは、今行っているすべてをそのまま残したうえでの話ですので、やっていることの方を見直してみる事も考えてみましょう。それは必要な事かどうかを考えたうえで、必要ないと判断したことはやめてしまうという事も「あり」ですよね。その分の時間が浮きますので、それを別の事に当てるという事が出来ますので、これは必ずやってみてください。

そうは言っても、毎日が忙しいという人が多いでしょう。あまり忙しいとメンタルにも影響が出て来るかもしれません。また、焦ったり慌てたりすると冷静な判断が難しくなります。普段から、なるべく落ち着いて物事の判断が出来るように気持ちを整えておくことも必要です。とくに、忙しいときは物事の判断をする前に、いったん手を止めて気持ちを落ち着けたうえで臨むようにしましょう。深呼吸をするもよし、軽くストレッチをするなどで身体を動かしてリフレッシュしたうえで考えて判断を下すという方法は、結構有効ですよ。

身体を動かしてリフレッシュという事では、移動の時間などを活用する「スキマ時間で何をするか」も有効な話になりますよね。移動といっても自分で車を運転する場合は安全運転をしなければなりませんので、スキマ時間の利用はしない方が無難です。しかし、電車移動のような場合は、待ち時間であれば本を読む程度であれば可能でしょう。スマートフォンを使って何かの調べ物をすることも出来そうですね。これは電車ならば乗車中でも可能ではないでしょうか。座れたらラッキーですね。ただし、パソコンを取り出して何かの作業をするというのは、やめておいた方が良いと思います。音やスペースの問題として周囲の人に迷惑をかけるかもしれませんし、画面を覗き込まれるかもしれません。守秘義務がある事かどうかは別にしても、パソコンは使わない方が良いでしょう。

机に向かっての仕事でも、重要度や緊急度に合わせて優先順位を決めて処理をしていくことは、良い方法だと思います。その際、最初の方で取り組む仕事ほど重要度や緊急度が高いものになるでしょうから、ミスをして後で修正にもっと時間を要することが無いよう、集中して取り組むことになると思います。全てに対して出来るかどうかは分かりませんが、タイムプレッシャーを自分にかけるという方法があります。締め切りの時間を自分で決めて、それまでに済ませてしまおうということで、その仕事の期限を決めてしまうんです。こうすると自然に集中の度合いが高まりますので、普段よりも仕事が捗りますよ。

その他にも、手帳やその他の便利なツールを使って、自分と時間をコントロールするという方法もあります。その方法の一つとして、どんな仕事をするか、その日の最初にリストアップして取り組む順序まで決めてしまうんですね。突発の要件が入る事もあるでしょうから、多少の時間的な余裕は持たせておいた方が良いと思いますが、こうすると「今日は何をすればよいか」が自分でも明確になりますので、仕事に取り組むときの気持ちがラクになります。

発想を変えるという点では、「時間を買う」という考え方があるんです。買うわけですから少々費用はかかりますが、電卓をたたいて計算するよりもパソコンなどを使う方が便利で時間も少なくて済みますよね。そのためにはパソコンを導入しなければなりませんが、使いこなせるようになればいろいろな作業で時間を短縮して処理ができます。その応用といったところかもしれませんが、誰かに手伝ってもらうとか、時短で済むように移動手段を変えてみるとか、こういったことも、時には良い方法かもしれません。ただ、時に高額になることがありますので、その点はご注意を。