可能思考 | サポートライター みけ の独り言

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前回は「できる思考とできない思考」という、できるとかできないとかいった考え方について取り上げました。今回はその中でも「できる思考」、言い換えると「可能思考」について考えてみたいと思います。「できる」という思いを持つところからのスタートになる思考の形式なので、やり遂げて成功する確率が高くなるというような話なんだろうなと想像がつきませんか。できる思考と似た感じなので、おそらく同じ内容なんだろうなと考えています。

念のために調べてみました。

「できる思考とは」、そんなキーワードで調べようと思ったのですが、出てくる話のほとんどが「可能思考」の話でした。つまりは同じものですね。では、「可能思考」とはどの様なものなんでしょうか。ある記事に書かれていたことは、「『可能思考』とは『考え方』を『できるという考え方』にしていくことです」というものでした。一つの出来事をポジティブに捉えるのか、それともネガティブに捉えるのかで結果が変わってくるということは、多くの人が経験済みでしょう。

それでは、どうすれば可能思考になれるかというところが疑問として出て来ます。どんなトレーニングをすればよいのか、あるいは鍛え方などがあるのか、そんな疑問ですね。じつは、それについても記載した記事がありました。それによると、人が出来ることはすべて能力の一部であるといった考え方のようでした。能力なら、何らかの方法でトレーニングすれば鍛えることもできそうですね。問題は、可能思考は直接訓練することが出来るものなのかという事。思いつくことと言えば、常にそのように物事を捉えるように意識することではないかと思うのですが、これはちょっとツラそうですね。

「可能思考」を「できるという考え方をすること」だと捉えたときに必要となる能力はというと、「考える力」はもちろんなのですが、キチンと仕事を仕上げるための「仕事力」も必要ですね。それを肯定的に捉えるために、ある記事では「人間力」となっていました。これらは仕事などを通して発揮するわけですから、顧客の身になって、顧客の立場になって考える必要もあります。「感謝力」という名前になっていました。まとめると、
 
「考える力」は状況を把握し、問題を発見する能力
「人間力」は肯定的に解釈する力。
「仕事力」はお客様の喜ぶような仕事をする力
「感謝力」はお客様に心から感謝する力

このようになるとのことでした。どのように前向きに捉えることが出来るか、それによって作り出される結果が変わってくるわけですから、始まりはその人の捉え方であり、考え方になると言えます。言い換えれば、考え方ですべてが決まる、そういう事ですね。これは、ある意味で怖い話かもしれません。なぜって、全部の結果を自分が、自分の思いで決めることになりますから。これって、全部が自分の責任ってことじゃない?

この辺りは「覚悟」といったところなのでしょう、あまり深く掘り下げない事にしますが、それでも自分の思いで結果が決まるのであれば、いい結果を出せるかどうかは自分の考え方にかかっているということになります。それなら「できる」と思った方が絶対いい。

「全ては考え方で決まる」、根拠がどうのこうの、そんな事は後付けでも構わないでしょう。肝に銘じておくことにしましょう。