昨年古いノートPCをいじっていて,何かの間違いでWindows11にしてしまったことがありました。その後このPCをいじることがなかったのですが,部屋の片付け中に落としてしまい,全く起動しなくなってしまいました。私のような世代の「暇人」には使う当てもほぼないのに,古いPCを「ジャンク品」として購入し,遊ぶ人が結構います。ブロ友さんにも何人かいて,それぞれ楽しんでいるようです。

 私も性懲りも無く,とあるリユースショップで一台1,000円の東芝製のノートPCを購入し,遊ぶつもりでしたが,先に少し前にセカンドPCとして使用していたFUJITSU LifeBook S560/Bという小型ノートPCをメンテすることに。ついでにWin10も近いうちにサポート切れになるとかで,Windows11にしてみました。

 このPCは2011年製なので「当然の如く」Windows 11どころかWindows 10対応のものではありません。ところが世間には「無理なものを・・・」してしまう人がたくさんいて,可能にしてしまう手がいくつかあるのです。その中で最も「簡単」で間違いがなさそうな方法がフリーソフトを使用するのです。

 RUFUSというソフトで,上の画面中央部に開いているソフトです。たったこれだけのもので,数箇所設定するだけでインストール用のUSBドライブを作ります。あとはそのUSBドライブで起動してWindows11をインストールするだけですが,今回はこのPCのSSDが古い規格の「 MBR」になっているため,上書きインストールとなりました。

 そもそも「MBR」自体がWindows11に対応していないそうなのです。それでもこんな古いPCをWindows11にしてしまうことができる便利物なのです。USB内の「setup.exe』を起動すると

インストールを始めてくれます。結構時間がかかるのですが,ネット接続していると最新のアップデートもしながらインストールしてくれます。

 

そして完成したWindows 11は少し古いドライバーが残っているというエラーが出たものの,きちんと動いてくれています。アップデートも確認してみましたが,最新のものになっていました。

 

 Windows 10 が終了すると言ってPCの買い替えを急がせるようなコマーシャルも見られるようですが,特別な使用をしない一般の人なら10年前のPCでもしばらく使い続けられます。

 ちなみに使用しているPCのドライブがHDD(ハードディスク )のままであったり,メモリーが4GB (流石にこのレベルの人は少ないでしょうが・・・ )少し出費をしてやると見違えるようになりますよ。先日購入したジャンクノートPCはドライブなし,メモリー4GBですが,手持ちの256GBのSSDがあるので8Gバイトのメモリーを2枚購入 (最安で2800円です )の予定です。

 自分にはできそうにないという人,相談に乗りますよ。