三年前,スクラップになる予定のテリオスキッドを復活させてもらい,私の愛車二台目になり,随分と活躍してもらっています。

このクルマ,なんといってもタフですでに36万km以上走行しているのです。タイミングベルトは2回交換しているそうで,オイルの「下り」も出ていて,始動時には少し白い煙が出てきます。冬場は毎日活躍してもらうということから,その使用目的がわかるかもしれませんね。

 

 先日,運転席側の窓の開閉ができなくなってしまい,スイッチも何やらグニャグニャしているので,見てもらうと「コンピュータに悪影響が出るかもしれないので,スイッチを交換するか・・・」ということでしたが,その価格は8000円越え。いつまで乗れるかわからないのにこの出費は血烏啼許容できるものではありせん。

なら,ということでスイッチの接続コードを取り外してもらいました。窓が開けられなくて凝ることはというとガソリンスダン度にいた時くらいと思っていたのですが,やはり困ることが多くなります。

 そうなるとやはり「意地でも修理」ということになり,早速取り外して分解。

ここまではすぐに分解できるのですが,ここからが結構厄介でした。

片側に三つある「爪」がなかなか外れてくれないのです。ノートPCなどの分解でもちょくちょく出てくるものですが,こんなに手こずったことはありませんでした。

 なんとか外して中を見てみると「シーソースイッチ」の押し棒が折れていました。ま,予想通りです。

そうなると「手作り」することになるのですが,偶然良いものを見つけ少し削るだけで代替品が完成。

こんなものが「交換パーツ」として売られていることはないでしょうね。

うまく動いてくれことがわかったので早速組み立てるのですが,シーソー部の接点がかなり劣化。

 

少し磨いて綺麗にして組み立てたのですが,シーソーの向きを間違えて組み立ててしまい,やり直し。車に取り付けテストしてみるとしっかり窓の開閉ができるようになりました。めでたしめでたしです。