到着した祖谷温泉は今年に入ってから何度かTVで取り上げられており,近所の知り合いももう直ぐ到着するはずなのです。ケーブルカーでホテル下の川床まで降りて行き,露天風呂に入れるというものです。日帰りの場合かなり高いとは聞いていたのですが,なんと1,900円。ただ,川床の露天風呂と建物内の展望風呂の二つを楽しめるというので「納得」して支払いを済ませて,いざケーブルカーへ。

 といってもどんなところにあるかご存知の人も少ないので,少し写真で紹介します。ホテルの周りは

海抜400mほどですが,左手奥には剣山 (1995m)があるのです。

深いV字谷が続きます。本物は車を止められなかったのですが,ホテルにはミニチュアが・・・

 

まずは川床の露天風呂へーーー

 このケーブルカーは写真では小さく見えますが,確か16人乗りで結構大きいまです。残念ながらエアコンがないためかなり暑かったです。

約5分で到着し,

期待が膨らみますね。

温泉好きにはたまらない景色ですよ。湯は単純硫黄泉で匂いだけでも満足 !!!です。かなりぬるいお湯ですし,ここには洗い場がないため,館内の展望風呂へ移動することになるのですが,なんと服を着てから・・・・。

ここも結構良いのですが,露天風呂とは違い源泉掛け流しではなさそうです。

 このあとは宿に向かいつつ道の駅と肩の温泉,さらにはいくつかの観光地を巡るつもりなので長湯はできません。もう少しのんびりしたいと思いつつも車に戻り,一応ナビに目的地のホテルを登録してみると予想通り北道を戻りR32を北上し,吉野川沿いを東に走れというのです。

でも,私は基本同じ道を走るのがあまり好きではないですし,以前バイクのツーリングで走った酷道439 (よさく )を走る予定だったのです。しかし,長い年月が私の地理感覚を狂わせていたようで,県道32からR439に入り剣山のリフト乗り場付近まですぐ近くだという「思い込み」がありました。その間、酷道の名の通り部分的には広い道路のところもあるのですが,クネクネとした道を1000mも登るのであり,かつその距離は45km近くもあるのです。

平均速度は30km/h程度になってしまうため,一時間半近くを要すことになるのです。

 さらに下りはR438という別の酷道で吉野川沿いのR192貞光まで降った時点でホテルのチェックインの時間が迫っていたのです。そこから宿までまだ50kmほどもあるため,ただただひたすら走るしかなくなってしまいました。宿に到着したのは予定の18:00より45分も遅れてしまいました。

 すぐに夕食に・・・ですが,今回の旅は「温泉宿」ではなく安いビジネスホテル。夕食も朝食も「バイキング」で

すが,それでも宿泊費は二人で一万円ほどと格安でした。ただ,大浴場がないためちょっと物足らなさが残りました。

 

つづく