電気温水器の交換にあたり色々調べていると,三菱電機だけ?が「本体標準価格」を出しています。我が家に入ったもので「384,000円」ととんでもない価格設定です。エコキュートに至っては私が候補にしていたもので「855,000円」と信じられない価格設定です。しかし,フルオートのエコキュートでも一般的には三割引きからものによっては七割引が常識らしいのです。新聞のチラシでも標準工事費込みで40万円を切るものが一般的なようです。

 そして,エコキュートなら貯湯タンクにヒートポンプユニットが付くためそれなりに高価なのは理解できますが,電気温水器は小さな制御基板がついただけのタンクなのです。どう見ても十万円以下の商品としか思えません。その証拠 ??? を見てみましょう。

普通買い換えとなると古い方の温水器は持ち帰ってもらい,その処理費も請求されることになるのですが,私はとある目的のため残してもらい早速分解してみました。中の水を抜いてしまうと一人でも運べる重さでしかありません。

表面の薄い鉄板とガラス繊維の断熱材を取り除くと

ステンレス製のタンクが見えてきます。ステンレス板は予想したより薄く,補強剤が入っています。下部の丸いものがヒーターで,

上下2本に分かれているようです。故障原因をネット検索すると,このヒーターは銅管の中に電熱線が入っていて,経年劣化で銅管にピンホールができて漏電が発生してしまうそうなのです。しかし,その場合ヒーターの配線を外すと制御板のエラーが出ないことになるというものの,そうではありませんでした。

取り出してみると長年の使用で銅管には鉄の赤錆がびっしりとついています。黒くなった部位は何かの有機物らしきものが炭化したのではないかと考えられます。

 制御基板は一枚もので,載っているパーツに高価なものは見られません。cpuらしきものも見当たらず,おそらく時刻管理していたのはリモコンかと思います。何せそのリモコンは二万円以上するのです。

 

 ここまで見て,みなさんこんな湯沸かし器が何十万円もすると思いますか???

 

さて,このタンクを一体何に使うつもりなのかお分かりですか。460Lもあるのですよ。 何かの入れ物 ?? それとも・・・

お楽しみに