昨日とても残念なブログに出会いました。
(アメーバではありませんが)
起立性調節障害の不登校批判のブログです。
しかもそのブログを書いている方はお子さんが起立性調節障害です。
内容は、
『起立性調節障害だからって、すぐに不登校を選択するのはありえない。ましてや不登校で良かったなんておかしい。
不登校で昼夜逆転、ゲーム三昧、家族で遊園地とか行ってるなんて、何を考えているのだろうか。
私は、起立性調節障害でも多少体調が悪くても無理してでも学校に行かせるべきだと思うし、勉強もさせるべきだと思う。
学校にも行かせず、勉強もさせないのおかしいと思う…』
この方の息子さんは、起立性調節障害と診断されてまた日が浅いようです。
学校に登校するしないの判断はその家庭によって違うと思いますが、
不登校を批判するブログに、怒りと悲しみが湧きました。
これが普通の健康なお子さんの親御さんが言うならまだしも、同じODのお子さんをお持ちのお母さんの言葉とは…
不登校を選択したのは、本当に子供のことを思ってのことで、すぐに決めた訳でもなく簡単に不登校を選択した訳ではない。
娘の身体と心が限界まできて、もう登校するのは不可能だと判断したからで、楽させている訳ではない。
不登校の子が昼夜逆転するのも、だらしない生活だからではなく、どうしても起きれないから時間がズレているだけ。
ゲームばかりしているのは、寂しい心を癒しているだけ。
家族で出かけるのも、体調の良い日身体を動かして自律神経を刺激させるため、体力作り。
ちゃんと理由があってやっていることなのに…
本当に悲しいです。
不登校の子は家にいて、それだけで辛い思いをしているのに…
このお母さんは息子を不登校にさせまいと必死になっています。
学校に行かせよう、勉強をさせようと必死になっていますが、息子さんは大丈夫なのでしょうか？
無理してないのでしょうか？親に言われて無理しているのではないでしょうか？
心配です。
起立性調節障害も、軽症の子から重症の子もいます。軽症から重症になる子をいます。人によって症状もさまざまですから、登校する判断は本人にしか分かりません。
だからこそ、お子さんのことをよく見ていただきたいのです。
本当に登校出来る状態なのか、無理させてないのか。
登校出来ていても、体調の悪い日は無理させずに休める環境を作ってあげて欲しいです。疲れた羽根を休むる場所。
ODと上手く付き合って行く方法、見つけて貰いたいです。
そして不登校の子は、親の暖かい愛で癒して欲しいです。いつか元気になって巣立っていく日のために。
必ず治るODですから、ゆっくり待ちましょう(^ ^)