Y先生の診察が始まりました
先に紹介状や検査結果などを送付していたので、その資料を予め見て下さったようです

最初に先生は「資料も見たのですが、ご年齢の事もあり様子観察が良いかなと考えています」

と仰っていました


でも私は腹腔鏡検査後、右側のお腹の中の傷が塞がっておらず粘液が皮下に流れ溜まり硬くなっていた部分があり母も苦しそうな感じがあった為

「お腹が出てきているんです」と

お伝えしました

その場でY先生は診察してくれました

「結構腫れてますね、右の卵巣かもしれないね」

「これじゃあ苦しいでしょう」と言って下さいました

「完全除去術(抗がん剤使用する)は年齢が75歳までと区切っているんです 10時間ほどかかるので。でも中の物を摘出する減量術なら出来ます」

↑のような内容だったと思います

「手術しましょう」と仰ってくれました


母も抗がん剤はやりたくないと一貫しており、「中の物を取り除く手術」ならやってみると手術に向けて話が進んで行きました


本当に本人を連れて行って良かったと思っています

もし私だけだったら、経過観察になりもっと苦しい状況で病院に来なければならなかったし、手術もいつになるのか分からない所でした

やっぱり、受診出来る手立てがあるのならば本人を連れて行った方が良いのだと改めて思ったのです


帰り、母はホッとしたのか緊張から解き放たれたのか、車内で眠っていました