<イチゴ>パウダーに加工 菓子原料など活用広がる 岐阜 | 外食・中食・内食情報発進!

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甘い香りが漂うイチゴのパウダーを手にする西垣忍さん=加藤沙波撮影




甘い香りが漂うイチゴのパウダーを手にする西垣忍さん=加藤沙波撮影
 特産のイチゴを広く知ってもらおうと、岐阜市の農家や企業、菓子店などが協力して加工品作りを進めている。出荷できない規格外のイチゴをパウダーにすることで、これまでなかったクッキーなどの加工品が生まれてきている。新たな「岐阜みやげ」にも期待がかかっている。


 色や形が悪かったり、熟しすぎた規格外品の処理はイチゴ農家の悩み。近所に配るか廃棄するしかなかった。JAぎふ「岐阜市いちご部会」の青年部は、岐阜商工会議所などとともに活用法を模索。岐阜市の健康食品卸会社「スコラボ」が昨年、冷凍保存したイチゴを煮詰め、熱風を吹き付けることでパウダーの量産が可能になった。菓子の生地に混ぜるなど、生食以外の活用の幅が広がった。

 県内で盛んに作られている「濃姫」を使用する。今年は約1.4トンの規格外品が冷凍保存され、これまでに半分ほどをパウダーにした。甘い香りとほのかな酸味があり、ポリフェノールやビタミンCなどが豊富。2年間は保存が可能という。

 県内のイチゴ生産は年約1500トン。最盛期の4分の1ほどに落ち込んでいる。いちご部会青年部副部長の西垣忍さん(37)は「高齢化が進んでいるからこそ、何か新しいものをやろう」と青年部内でアイデアを出し合い、新たなイチゴの提供の仕方を考えている。「パウダーをきっかけに岐阜のイチゴを手に取ってくれる機会が増えればうれしい」と願いを込める。

 成果は出てきている。岐阜市内の洋菓子店「ラ・パティスリーりぼん」が、パウダーを使用したクッキーなどを発売し、「売れ行き好調」という。イチゴの濃縮液を使用した化粧品の開発も進められている。西垣さんは「イチゴを通して岐阜の魅力を伝えたい」と話している。

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