長い1日~第3話~ | 社労士法人ナデック 宮坂 雄介のブログ

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みなさん、こんにちは!(^^)!

まとわりつくような暑さを感じたと思えば、朝晩は寒い。なんとも過ごしにくく体調管理も難しいと思いますが、なんとか乗り切っていきましょう。

 

さて、前回、前々回に引き続き今回も私が体験した社労士試験前日の長い1日について書いていきたいと思います。

~前回までのあらすじ~

社労士試験に向けて前乗りすべくホテルへと向かったのですが、道を間違え、携帯を無くしかけ、ホテルでひと段落するも、毛が抜けるなど散々な目に遭いながらもようやく落ち着けるかと思ったその時・・・。

 

「うわぁぁ!!」

布団?シーツ?をめくった瞬間「ナニカ」がベットの頭の方へ行き、マットレスの隙間に逃げ込んでいきました。時間は夜の22時前。響き渡るおじさんの叫び声。隣の部屋の人に聞こえていたら通報されていたでしょう。私はこの目でハッキリと見ました。ムカデです。震えました。私が道を間違えていたとき、携帯をなくしかけていたとき、毛が抜けていたとき、ベットにバフッとしていたとき、やつはずっとそこにいたのです。よく刺されなかったものです。呼吸を整え、一旦落ち着いてどうするかを考えます。やつはマットレスの隙間へと逃げていきました。このまま出てこない可能性もあります。しかし、落ち着いて眠れるのかが疑問です。やはり倒すしかないとの結論に至り、まずは武器を探します。こういったときの武器と言えばスリッパでしょう。部屋のクローゼットを確認すると、ありました。使い捨てのスリッパが。武器を装備し、やつを探します。15分ほど捜索しましたがやつは見つけられず。このまま寝ようか、いやいやそれは無理だと自問自答しながら何気なく最初にめくりかけた布団をもう一度めくったその時でした。

「うわぁぁ!!」リプレイでしょうか、デジャブでしょうか。やつがそこに現われたのです。しかし先ほどとは違い、私は武器を所持しています。驚きながらやつに一撃を加えます。

パアアアン!!

確実にやつを捉えました。しかし、やつの姿はどこにもありません。勢いよく叩き過ぎてスリッパに??を見てみますが何もついていません。怖い、怖すぎます。やつは消えることもできるのかとパニック寸前でした。このままではだめだと、落ち着くためにも一旦状況の整理をしました。まず、手に持っていたスリッパですが、使い捨てのスリッパのためペランペランだとここで気が付きます。確かにいい音がなりました。ペランペランだからです。攻撃力は、ほぼ皆無といってよいでしょう。やつは消えたのでもなんでもなく、単に弾かれて飛んでいっただけでした。そして、ここである疑問が浮上します。2回目に現われたやつは、最初のやつと同一人物なのでしょうか。一旦下に逃げたムカデが犯人のごとく現場に戻るでしょうか。否、ムカデはツガイでいると言います。つまり最初から2匹いた可能性が高いのです。もうこの部屋でオチオチ眠ることはできません。迷惑と思いつつもフロントへ電話しました。

数分後、殺虫剤片手に従業員が颯爽と登場。事情を説明し再び捜索します。私一人で。従業員の方は私が探している様子を見ています。殺虫剤片手に。私でなくムカデをと思いながらグッと我慢し捜索を続けます。見つかりません。見つかりませんでしたので、このままでは怖くて眠れませんと伝えると、少し考えて別の部屋が空いていないか確認しますと言ってくれました。殺虫剤片手に。

しばらくして、別の部屋が空いているとのことでしたので移動させていただくことになりました。案内しますと言われたので急いで服などを鞄に詰め込み両手いっぱいに荷物を持っていると従業員の方が持ちましょうかと言ってくれました。反射的に大丈夫ですと言ってしまいました。手が痛かったですがこちらから改めて持ってくださいとも言えず、せめてもうワンラリー聞いてくれればと思いながら新しい部屋に案内されました。

ありがとうございましたと伝え、これでようやく眠ることができると思いホッと一息ついたのがすでに23時半を回ったころ。

しかし、私の長い1日はまだ終わらないのでした。

次回へつづく

 

今回も少し長くなってしまいましたのでここまでとさせていただきます。はたして長い1日は終わりを迎えるのでしょうか。次回最終回「長い1日~明けない夜はない~」お楽しみに。

社労士試験に関わらず、なにか特別な日に臨まれるかたの助けに少しでもなればと思います。よろしければチェックしてみてください。

 

では、5月も残りあと少し頑張っていきましょー!!