説明することの難しさ(-_-;) | 社労士法人ナデック 宮坂 雄介のブログ

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みなさん、こんにちは(^O^)

いつの間にか日が落ちるのが遅くなり、ふと時計を見るともうこんな時間(@_@;)

ここで、クイズを1問。

1年で1番、昼が長い日は夏至ですが、1番夜が短い日はなんと言うでしょう。

 

 

 

 

知っていますか??いやっ、分かりますか??

 

 

 

 

答えは、書いてあります。

 

 

 

 

そう、1番夜が短い=1番昼が長い、ということで答えは夏至です。

疲れで頭が固くなっていませんか。GWに突入しますので少しリラックスできる時間になればと思います。

 

タイトルにも書かせていただきましたが、先日、説明することの難しさを改めて痛感いたしました。説明自体のうまい下手はもとより、やはりその物事をどれだけ理解しているかというところが大きく関わってくるものだと考えています。理解が深ければ方向を変えた説明も可能となりますのでそのあたりで自分の勉強不足を痛感しました。

そこで、自身の復習も兼ねて今回は書かせていただきます。

令和5年4月1日から時間外労働60時間超に対する割増が50%以上となりました。

割増について1つの事例を何通りかで説明してみたいと思います。

 

割増率 時間外労働25%(60時間超50%) 深夜労働(25%)

 

時給 1,000円 時間外労働 63時間(その内4時間は深夜労働)

単価

通常時間外労働 1,250円 60時間超 1,500円 

深夜労働 1,250円 60時間超+深夜 1,750円

以上のような条件で、金額を算出してみたいと思います。

 

計算方法1

時間外労働 1,000円×1.25=1,250円×63時間=78,750円

60時間超  1,000円×0.25=250円×3時間=750円

深夜手当  1,000円×0.25=250円×4時間=1,000円

計 80,500円

 

計算方法2

時間外労働 1,000円×1.25=1,250円×60時間=75,000円

60時間超  1,000円×1.5=1,500円×3時間=4,500円

深夜手当  1,000円×0.25=250円×4時間=1,000円

計 80,500円

 

計算方法3

時間外労働 1,000円×1.25=1,250円×57時間=71,250円

60時間超  1,000円×1.5=1,500円×2時間=3,000円

時間外労働+深夜 1,000円×1.5=1,500円×3時間=4,500円

60時間超+深夜 1,000円×1.75=1,750円×1時間=1,750円

計 80,500円

 

時間外60時間超の部分と深夜労働が重なりますと、割増率が75%となります。このあたりで少し勘違いをしてしまいます。通常の時間外労働に対する割増率が25%、60時間超に対する割増率が25%(最初から考えますと50%となります)、深夜労働の割増率が25%で合わせて75%となります。

時間外労働が60時間を超えていてもいなくても、深夜手当に対する割増は変わりません。

60時間を超えたら割増を・・・、深夜に労働したので・・・と重ねて考えていくと混乱してしまいますので、分かりにくい場合は一度、改正がなかったらということで計算をしていただくと分かりやすかもしれません。

計算方法1と同じような形となりますが、

改正が無かったと仮定

時間外労働 1,000円×1.25=1,250円×63時間=78,750円

深夜手当  1,000円×0.25=250円×4時間=1,000円

計 79,750円

ここに、改正された部分を追加します。

60時間超 1,000円×0.25=250円×3時間=750円

78,750円+750円=80,500円

 

時間給に乗せて考えるのか、分けて考えるのか、事業所様によって明細などの記載方法が違うと思いますのでそこに合わせて考えていただければと思います。

 

出来る限り分かりやすくお伝えできるようにこれからはさらに気を付けていきたいと思います。

 

最後になりますが、サッカースペインリーグとプレミアリーグも佳境に入ってきました。来期以降のカップ戦の出場権もかかっていますので、声を大にせず(近所迷惑になりますので)応援したいと思います。

よろしければ、みなさんも久保君と三苫選手の応援をお願いいたします。

 

では、ゴールデンウィークはゆっくりしましょうーー!!