不妊治療を始めたら早めに受けて欲しい検査

について記載したいと思います✍️


AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査

卵子がどの程度残っているか

(卵巣予備能・卵巣年齢)を推測する指標となる検査


早めにAMH検査することによって

今後の不妊治療の方針を決めやすくなります!

(高度不妊治療では採卵時の刺激法を決める際に

 必要になってくるので必須の検査のようです)


AMH検査で値が低い場合は

早くに閉経するリスクが高いので

早めにステップアップを勧められます。


逆に多嚢胞性卵巣症候群では

AMHが高くなる傾向があります。


自身も多嚢胞性卵巣症候群があって

体外受精を始める前にAMHを測定したら

7.5(当時27歳)あったので高い方でした💦


でもAMHが低くても高くても

卵子の質には関係ないみたいで

AMHが低くてもすぐ妊娠する人はいるし

AMHが高くても妊娠しない人はしないです🤷‍♀️


(現に自身が高AMHで卵も沢山凍結出来たけど

妊娠継続に至るまで4年かかりました)


卵管造影検査/卵管通水検査

子宮と卵管の通り具合を調べる検査


卵管造影検査や卵管通水検査で

両卵管が詰まってるいると

タイミング法や人工授精では妊娠しにくいので

高度不妊治療へのステップアップを勧められます。


でもSNSを見ていると両卵管が閉塞していても

自然妊娠やタイミング法、人工授精で

妊娠している人を見かけるので

可能性がゼロってことは無いんだなって思います!


あとは卵管造影検査や通水検査を受けると

検査後6か月間はゴールデン期になるので

早めに受けたが良いのかなって思います。


ゴールデン期とは

卵管造影検査後、卵管の通りが良くなり

妊娠しやすくなると言われている6か月間。


精液検査

精液の量や精子濃度、運動率、精子の形態などを

調べる検査。


早めに検査することによって

今後の不妊治療の方針が決めやすくなります。


精液検査の結果で自然妊娠が難しいと

判断されると人工授精や顕微授精を

勧められることになります。

また精子がいない場合は

精巣から精子を採取する手術を受けたり

手術を受けても精子を

採取出来ない場合があります。


もちろんSNSでは精液検査の結果が悪く

自然妊娠は不可能と医師に言われても

自然妊娠している方も見かけます。


AMH検査や卵管の検査、精液検査の結果を受けて

医師に自然妊娠は無理👨‍⚕️と言われても

奇跡的に妊娠する方々をSNS上で見かけるので

可能性がゼロってことはないんだろうなって

個人的には思ってます🙋‍♀️


本当に妊娠出産は奇跡🫶


ここまでは

大体の不妊治療クリニックで初期にする検査

について記載してきました。

ここからは個人的に早めにして欲しい検査について

記載していきます。


子宮鏡検査

子宮の中の様子を観察する検査


エコー検査では分からないような小さなポリープや

内膜の炎症等を見つけることが出来ます。


CD138検査

慢性子宮内膜炎の有無を調べる検査


慢性子宮内膜炎があると

受精卵の内膜への着床を阻害するので

抗生剤を内服して治療します💊


子宮鏡検査もCD138検査も

高度不妊治療で

移植を繰り返しても着床しない場合に

検査することが多いです。


しかし、SNSでは

高度不妊治療までステップアップして

移植を繰り返しても着床しなかったのに

子宮鏡検査やCD138検査を受けて

ポリープや慢性子宮内膜炎を治療したことで

自然妊娠した!!

という人を見かけました。


したがって高度不妊治療だけでなく

タイミング法や人工授精にも有効な検査なのかな?

って個人的には思ってます!

もちろん高度不妊治療にステップアップする場合は

移植する前に必ず受けて欲しい検査です🙏


子宮鏡検査については

保険適応で出来る病院もあるけど

CD138検査については自費検査になるので

検査を受ける際には注意が必要です💦