家を出る決意をした愛美(木村文乃)を、父・誠治(酒向芳)は引き留めようとします。
部屋を探しに行くだけと家を出た愛美は、カヲル(ラウール)が働くホストクラブで事件が起こったことを知り、店へと走り出します
〈以下ネタバレあります〉
店の周囲にはマスコミが殺到
百々子(田中みな実)は愛美を見つけ、声をかけます
看板ホストのつばさ(荒井啓志)が狙われ、それを庇った誰かが刺されたと聞き、不安が高まる愛美
チワワ先生と声をかけられ振り向くと、そこにカヲルが立っていて…
愛美はホッとしたのか、その場に崩れるように蹲ります
高熱で倒れた愛美は百々子の部屋で介抱されます。
帰ろうとするカヲルに看病を任せ、会社に戻る百々子。
目を覚ました愛美は、カヲルが怪我をした理由を尋ねますが、カヲルは飲み過ぎて転んだと嘘をつきます
あーあ、お別れしたのにまた会ってる。
誰かを思うとカッコ悪くなると愚痴るカヲルに「やっと親に家を出るって言えたよ。
35歳、頑張る」と言う愛美
俺がホストじゃなかったら普通に会えるのにと言うカヲルは、社長にプレーヤーは上がれって言われたことを愛美に打ち明けます
カヲルが帰ったあと、愛美はキッチンのテーブルの上に置かれた食事と手紙を見つけます。
カヲルが一生懸命書いたその手紙で、書ける漢字が増えていることに愛美は感動します
愛美のために1週間も会社を休んでいる誠治は、早急に結婚を進めるように川原(中島歩)に激しくハッパをかけます。
そこに帰って来た愛美は、川原から誠治が部下からパワハラで訴えられてると聞きます
しばらくは自宅待機となっており、会社を追われそうらしいと言うのです
1度お父さんと話をした方がいいと言われる愛美
つばさを襲った明菜(吉瀬美智子)は、ホスト殺人事件の容疑者らしく、俺たちが追い詰めたってこと
とカヲルは松浦社長(沢村一樹)に尋ねます。
松浦に拾ってもらったカヲルは、クズでバカだったけど、初めて生きてていいと思ったと言います
松浦は、私には前科がある、ホスト時代、誤って人を殺してしまった
そして…
今度また、命に関わることになったら店を閉めると決めていたと、決意を口にします
百々子は、つばさを取材する中で「明菜社長は楽しい時間を買ったんだ。自己責任だ」と言われます
そして「本当は俺と寝たいんだろ」と、つばさに襲われそうになる百々子
どんな女でも明菜社長になる可能性があると言って、つばさを突き飛ばします
警察の事情聴取で明菜はホストを殺したことを認めます
今度はつばさに夢中になり、会社の金に手をつけた
それがバレて役員会で追求されることになり、つばさの元へ行ったがつばさの本心を知り、つばさを襲ったのだと
数日後「The JOKER」が営業を再開。
カヲルが出勤すると、店の前に川原の姿が…
川原はカヲルが黙っていてくれたことに、頭を下げます。
「先生と幸せになれよ」とカヲルは川原を送り出します
川原との結婚を早く決めろと誠治が言うので、ついに愛美は父と対峙
私が頼りないからパパは無理した。
今から出て行く
もう無理しないで
その頃、店では竹千代がつばさにありがとうと言われていました
1日限りの再開だ
松浦の号令一下、カヲルたちは声を上げます。
せめて今夜は華やかな夜にしよう
自室を片付けながら、カヲルの手紙を見る愛美は、ぬいぐるみに思い出の帽子を被せます。
しかし、部屋のドアを誠治に塞がれてしまい…
愛美の人生をずっとバックアップしてきたと叫ぶ誠治
母・早苗(筒井真理子)が、何とか逃がしてくれて、愛美はやっとのことで家を抜け出すのでした
カヲルはホストという仕事を失い、愛美は自立へと
カヲルが言うように、ホストじゃなくなれば、2人を隔てるものはないんじゃないの
なんて思うけど、病気の弟のためにはカヲルはホストをやめれないのかなぁ
悲しいですね
この物語、ハッピーエンドって何なのかなぁ
