手嶋(阿部亮平)が、夜道で若い二人組の男たちに襲われ拳銃を奪われます
その直後、その犯人の一人が拳銃で撃たれて死亡
〈以下ネタバレあります〉
そんな事件が起こっていたとは知る由もない桜(小柴風花)たち、身元不明人調査室に捜査一課からヘルプ要請が
ご遺体は20代男性。
至近距離から撃たれており、捜査一課は犯人を追っていると言います
ご遺体の上半身の入れ墨を見た桜たちは、暴力団関係者だと推測。
元マル暴の武藤(半海一晃)とともに、現場付近の組事務所に向かう桜
しかし、組長の染野(泉谷しげる)はご遺体の写真を見ても知らないと言います
一方、真(大島優子)は休暇中だという手嶋に不信を抱き、沙耶香(川瀬莉子)を問いつめ真実を聞き出します
そして、自宅謹慎中の手嶋を、桜とともに訪問。
拳銃を奪われたことで自責の念に駆られる手嶋に、犯人捜索の手助けを申し出るのでした
桜は組事務所に置いてあったグローブに着目。
キャッチボールぐらいはすると言う元高校球児の手嶋の言葉をヒントに、辺りを聞き込み、目撃情報を得ることに
そこで、一人が野茂英雄のトルネード投法を真似ていたという証言を得て、ご遺体の身元にたどり着きます
しかし、それを知った手嶋には生き残った方の人物に心当たりが
それは高校時代にバッテリーを組んでいた梶原(落合モトキ)だったのです
手嶋は単身、落とし前をつけると梶原の元へ。
手嶋を心配する桜と真は、梶原の妹・灯里(羽瀬川なぎ)から、梶原が染野組の組員で組長を父親のように慕っていたことを聞き出します
そして、梶原が「夢を奪った」として手嶋のことを恨んでいるらしいことも聞き…
桜は染野組を再訪、若頭の田所(近藤公園)たちに梶原の居場所を聞き出そうと食い下がりますが、やはり知らないと言われます
そこで桜は「ヤクザの粋なんてそんなもんかよ
」とぶちかまします
」とぶちかましますその勢いに、ついに染野が折れ、全てを話してくれることに
染野組は組の運営がたち行かなくなり、大きな事務所に吸収されることに。
その組は麻薬を扱っており躊躇したものの、もはや仕方なしと諦めた染野。
しかし、梶原とご遺体となった池田(三浦獠太)は大反対。
カネなら自分たちで何とかすると言い出した結果、池田は命を落とし梶原は追われる身に
「俺の可愛いバカ息子たちだ」と二人を認めた染野は、今日限り組を解散すると言い、池田のご遺体も引き取ってくれると言います。
そして梶原を救って欲しいと、心当たりのある居場所も教えてくれます
その頃、手嶋は梶原と対峙。
梶原は、池田と二人で奪った拳銃で現金輸送車を襲う計画を立てたものの躊躇っていると、何ビビってるんですかと言う池田と揉み合いになり、誤って撃ってしまったのです
弟分を殺してしまったと悔やむ梶原に、やり直せると言う手嶋。
またそれかよと、手嶋をなじる梶原。
高校時代、手嶋は、怪我した梶原のことを監督に伝え、そのために試合に出れなかった梶原は「夢を奪った」と恨んでいたのです
その結果、自暴自棄になった梶原はヤクザの道へ
「今更、どうやり直せって言うんだ」と言って銃口を手嶋に向ける梶原
」と言って銃口を手嶋に向ける梶原その時、真が駆けつけ…
「あなたは彼のことを憎んでなんかいない」と叫びます
襲ったのが手嶋だったのは偶然で、気づいた梶原は鉄パイプから木の棒に取り替えていたのです。
輸送車を襲うのを躊躇ったのも、手嶋の拳銃を使いたくなかったから
本当は梶原も気づいていたのです。
12年前も今も、全てを手嶋のせいにして逃げていた事に
梶原は諦めたように自分のこめかみに銃口を当て自殺を図ろうとします
その寸前、桜がボールを投げます
そして組長からの伝言を伝えます。
「今までありがとうよ、でも染野組は解散する」…
そのボールが餞別だと知った梶原は手を止めます
そんな梶原に手嶋は言います。
「お前のしたことは許せない、でもまだやり直せる、負けんなよ」
」その揺るぎない言葉に梶原は銃を置きます
梶原の前に灯里が姿を見せます
梶原には戻るところがあるのです
手嶋は梶原とキャッチボールをし、また帰ってきたらやろうと約束するのでした
その夜、事件の報告書を書き終えた桜は皆をご飯に誘いますが…
用事があるからと先に帰る堀口(戸次重幸)。
今日が結婚記念日だという堀口は、武藤に描いてもらった家族の絵を手に、いそいそと帰って行きます
しかし、その後…
堀口は遺体となって発見されるのでした
ええ～～～っ
堀口さん…
まさかご遺体となってしまうとは
どういうこと
何が起こった
めちゃくちゃ気になります