夏(目黒蓮)は海(泉谷星奈)と一緒に弥生(有村架純)のマンションに向かいます
到着後、手洗いうがいで洗面台に立つ海を夏が抱きかかえます。
そんな二人の様子に微笑む弥生
〈以下ネタバレあります〉
弥生はコロッケを作り始めます。
それを見た海は「コロッケって家でも作れるの」と驚きます
水季(古川琴音)は生前、スーパーのお惣菜のコロッケが安くなった時だけ買ってくれたと言う海
夏は、かつての水季と海の二人っきりの生活に思いを馳せます
弥生のコロッケを食べた海は美味しいと大喜び
その後、夏が離席した時に夏との暮らしはどうと、弥生は海に尋ねます
海は楽しいと答え「夏くんを独り占めしてごめんね」と謝ります
弥生は冗談交じりに「好きなのに会うのを我慢するときもある」と話すと、海は水季もそうだったのかと逆に尋ね、夏と水季がなぜ別れたのかも聞いてきます
答えに詰まる弥生
さらに海は、水季が津野(池松壮亮)と交際しなかったのは、自分のせいなのかと弥生に尋ねます
その頃、南雲家では水季の四十九日法要と納骨について話しており、朱音(大竹しのぶ)は津野に電話をかけます。
心の整理がついたら水季に会いに来て欲しいと言う朱音に、津野は言葉に詰まってしまいます
時は遡り…
水季は海を出産した3か月後には図書館で働き始め、先に働いていた津野と出会います
初めは一人で子育てと仕事に奮闘している水季を見ているだけだった津野でしたが、ある時大変そうな水季を見て「無理しないでね」と声をかけます
すると水季は「無理です。無理をしないと海も私も死んでしまう」と本音を吐露
それから津野は手を差し伸べ、保育園に水季の代わりに海を迎えに行ってくれたり、何かと助けてくれることに
はっきりとは言わないものの、そこには水季に対する好意があり、水季は「利用しています、最低です」と認識して、自身を嫌悪していました
そんなある日、水季の病気が判明
水季は「産まれてくることと死ぬことは選べない」と悲しい顔で言うと、海に会えない病院で延命治療をすることよりも、残された時間を海と過ごす方を選びます
津野の存在に救われていた水季は、海のためにやりたいことができないことが出てきたら助けて欲しいと素直な気持ちをぶつけます
その後の水季は図書館で体調を崩したり…
津野はその度に辛い思いを抱えながらも、必死に水季と海を支えていたのです
津野は、水季が一番しんどい時にそばにい続けた人でした
水季が亡くなったという知らせを受けた時の津野の悲しみは大きく…
池松壮亮さんの号泣する姿にもらい泣きしてしまいました
一番大変だった時を知らない夏は、そんな津野のことを羨ましく思うこともあると、弥生に打ち明けます。
弥生は「月岡くんには海ちゃんがいるじゃない」と、なだめます
夏に請われて水季のお墓参りにやって来た津野。
その帰り道に、津野は弥生と話し意外にも水季と弥生が似ていることを知ります
母親になりたいのだと言う弥生は、水季のことを色々知りたいと、津野に願うのでした
幼い海を一人残すことになってしまった水季は、夏のアパートを海と訪ねていました。
会おうとした時、弥生の姿を見てやめたのでした
それでも、海が夏に会いたくなった時に一人で行けるようにと言ってましたね
だから海は一人で訪ねて来れたんだァと納得しました
全ては海のため…
水季の深い愛を感じたエピソードでした
来週は夏の本当の父親(田中哲司)が登場するようです。
どんな父親なんでしょうね
そして、その父親の存在が夏という主人公の本質を探る手がかりとなるってことでしょうか。
だって今のところ、主人公なのに、夏という人物に魅力がなさすぎる…
周りの女性たちが強烈過ぎるからかもしれないですが