高原にある神社で安全祈願をするために山に登った松田結衣(畦田ひとみ)が、道中で突然倒れ、ヘリで運ばれて来ます
〈以下ネタバレあります〉
妊娠5か月の妊婦ということもあり、胎児への影響が心配されましたが、検査の結果問題はなく、一晩入院して経過観察することに
ところが結衣は、駆けつけてきた父親・健作(おかやまはじめ)に強引に退院させられます
実は結衣は江森(大森南朋)が一年前に山で死なせたという倉持菜月(舟木幸)の娘で、江森を訴えている遺族だったのです
退院の際、倉持は江森のことを「人殺し」と触れ回り、陰内は一時騒然となります
院長(檀れい)は「気にする必要はない」と一蹴しますが…
一年前の事故で江森が黒のトリアージュを記した菜月が、その後意識を取り戻していたという証言により、菜月の死の原因は江森の判断ミスで医療過誤だと訴訟に
その上、江森は遭難者の一人で、今リハビリ中の少年・飯塚亘(森優里斗)に何やら事故当時のことを口止めしているらしく、疑惑はさらに深まっていきます
それでも江森が救える命を諦めるような真似をするはずがないと信じる歩(杉野遥亮)は、独自に事故のことを調べ始めます
そんな中、結衣が再び救急に運ばれて来ます
倉持は前回何かミスがあったのではといきり立ち、院内で「人殺しがいる病院」と騒ぎ立てます
そこに亘がやって来て「先生は悪くない僕のことも、皆を助けてくれたんだ僕は見たんだ菜月先生が自ら黒く塗り替えたんだ」と叫びます
あの時、赤のトリアージュだった人が3人、しかしヘリに乗せられるのは2人だけと聞いた菜月が、自分以外の2人を優先させようと黒く塗り替えたのでした
それに気づいた江森は、彼女の意志を尊重、他の2人を優先する判断をします
その後、自分のせいで菜月が亡くなったのと苦しむ亘に寄り添い、心のケアとリハビリにも立ち合っていた江森
やはり彼は、歩の信じる尊敬すべき医者だったのです
結衣は虫刺されが原因で失神が出たと診断され、妊婦にも影響がない薬の投薬で一命を取りとめます
真実を知った倉持は訴えを取り下げることに。
それでも助けられなったことを詫びる江森に、倉持も深く頭を下げるのでした
やっぱり、大森南朋さんはいい人の役でしたね
何だかホッとしました
これからは、江森先生も歩の強い味方となってくれる事でしょう
しかし、その江森先生が山に復讐するとはどういうこと
そしてその原因が玲(宮澤エマ)にあるとは
その謎は来週解けそうです