都内のアパートの一室で見つかった身元不明のご遺体。
推定70歳から80歳の男性で、死因はくも膜下出血。
大家によると、40年も住み続けている古い住人で、契約書も残っておらず、わかるのは「綾部雪雄」という名前だけキョロキョロ




〈以下ネタバレあります〉




身元がわかる所持品も何一つ見当たらない中、部屋に残されていたボストンバッグには、4000万円もの大金が入っていたのですびっくり




雪雄(片岡鶴太郎)は日雇いの仕事で食いつないでいたようで、大家が知っていたのは13年前の半年間、福島県で住み込みの仕事をしていたことだけでしたキョロキョロ
近隣住民は八百屋で野菜クズをもらう雪雄のことをホームレスと思っていたと言いますショボーン




そんな老人が何故大金を持っていたのかはてなマーク
お金の出どころを巡って、桜(小芝風花)と真(大島優子)の意見がいつものように対立びっくり




何かの犯罪行為で得たお金でははてなマークと言う真(大島優子)は、福島に飛び、そこで捜査一課の手嶋(阿部亮平)と鉢合わせウインク
真と手嶋には、福島に何やら思い入れがあるようで…キョロキョロ




一方の桜は「お金は必死で貯めたもの」と老人の潔白を信じて捜査を続けますが「綾部雪雄」が偽名だと福島からの情報で判明びっくり
その上、半年前起こった宝石強盗の容疑者・松平(鈴之助)が住み込みで働いていた時の同僚だったことも判明しますガーン




その後、防犯カメラを調べた桜は雪雄が松平と会っていたことを突き止めます。
松平は事情聴取で、雪雄とは13年ぶりに会ったこと、雪雄からある場所に運んで欲しいものがあると頼まれたこと、しかし待ち合わせ場所にはやってこなかったことを聞き出しますキョロキョロ
そして、雪雄は福島で働いていた時、こっそり写真を見ていたこともおねがい




桜と真は雪雄のアパートで少年の写真を見つけ出し、科捜研のモンタージュと写真に写っていた鉄道、そして「綾部」という偽名から、その写真の少年・藤代秋信(萩原聖人)を探し当てますウインク




秋信の話では、雪雄の本名は坂下雪雄。
40年前、事業に失敗して借金を作り、家族を捨てて出て行ったと言うのですびっくり
その後、母親が再婚し借金は全て返し終えたと言いますが「この男とはなんの関係もありません」と、雪雄を拒絶する秋信ショボーン




秋信の子の春樹が難病で治療費用を全国からの寄付を募っている中、4000万円もどうせ悪いことをして得たお金だろうと、断固受け取り拒否されてしまいます汗うさぎ




その後、雪雄が強盗事件には一切関わっていないことが判明ウインク
さらに、雪雄と親しかった河川敷で暮らすホームレスからの証言により、4000万円は雪雄が必死で貯めたお金であることもわかりますおねがい




寄付のことを知った雪雄は、松平にお金を運んでもらおうとしていた矢先、倒れて亡くなってしまったのでしたびっくり
秋信たちのためにお金を貯めることが雪雄の生きがいだった…
秋信に再び会いに行った桜は「雪雄さんはあなたに生かされて来たのです」泣




来る日も来る日も、ただ息子たちのために…
辛い仕事も、ただ息子たちのために。
あまりにも切ないその思いに、秋信もようやく遺骨を預かりますと言い、お金も治療日に当て、余った分は寄付をすると言ってくれますおねがい




ただ、お金なんかより、そばにいてくれたら…
秋信のその言葉にただ涙…泣
あくる日、河川敷にお弁当を届けた桜は、雪雄を偲び、食事をともにするのでしたおねがい




40年にも渡る親子の物語。
泣けましたね泣
そして、真と福島…
その謎はいつわかるのでしょうかはてなマーク
真の支えになろうとする手嶋。
阿部ちゃんの想いが切ない💚