仕事はバリバリやる家事は一切しない
そんな主人公・西園寺一妃(松本若菜)は、アプリ制作会社・レスQに勤める38歳独身女性
〈以下ネタバレあります〉
そんな西園寺さんが手がけたアプリが500万ダウンロードを達成して仕事は順風満帆
プライベートでは一軒家を購入して、愛犬と暮らし始め、念願の"家事ゼロ"も実現と、公私共に大充実した日々を送っていました
ところが、職場にアメリカ帰りのエンジニア・楠見俊直(松村北斗)が転職してきたことで平穏な暮らしが一変
無愛想で無表情、その上協調性もなくアプリにダメ出しまでされて、西園寺さんのストレスは爆発寸前に
そんな中、社長の天野(藤井隆)から、楠見と親睦を深めるよう指示された西園寺さんは、仕方なく楠見と二人で食事に行くことに
すると、楠見はいきなり非礼を謝り出し、西園寺さんはポカーンとしてしまいます
その上、頼んでいたことは完璧に仕上げてくれていて、何だかいい感じに
すると突然時間だからと帰り始めるので、気になった西園寺さんがあとをつけてみると、楠見は保育園へ
パパ~と言って駆け寄る娘
どうやら楠見はシングルファーザーらしい
娘のルカ(倉田瑛茉)がホテルは何かがいるから嫌だと言う上に、倒れた楠見を病院に連れて行く西園寺さん。
風邪をひいた楠見を放っておけなくて、結局、西園寺さんは楠見親子に離れを一晩貸すことに
そして、風邪をうつしちゃいけないと、ルカを預かる西園寺さん。
出来合いの食事を摂ってくれなくて、寝ている楠見に聞きに行くと、ルカの取説がスマホに送られて来ます。
そして、妻の母らしき人との電話対応を聞いてしまう西園寺さん
楠見は「ルカは自分がきちんと面倒をみる」と強く言い切っていました
自室に戻ると、ルカは西園寺さんの秘密の部屋(=趣味の部屋)に入り込んで眠ってしまいます
翌朝、出て行こうとする楠見でしたが、ルカは嫌がります
そこで、もう一晩泊まっていくように説得する西園寺さん、そしてその夜、BBQをすることに。
家事力ゼロの西園寺さんに代わって、材料を切る楠見。
「頑張りすぎないでね」と言う西園寺さんは自分の母の話をします。
「私の母は専業主婦だった、家事も育児も全て完璧だった、でもある日、出て行っちゃって…」
だから、頑張りすぎないでと西園寺さんは言うのです
楠見はようやく自分のことを話し始めます。
「僕の妻は1年前に亡くなりました。それから悲しむ暇もなくて、妻の代わりにルカを育てるのに精一杯で。頭真っ白になって、その時、手を差し伸べてくれたのが西園寺さんです」
「一晩、離れて寝た時、開放されたと思ってしまって…」
と落ち込む楠見に「ナスは切っちゃダメ」と教えるルカ
「ママは楽しいって言ってたよ」と、家事を楽しんでやってたことも教えてくれます
それを聞いて、ついに泣いてしまう楠見
張りつめていたものが切れたように…
ようやく泣くことができたのです
それを見た西園寺さんは、決意します
「もう少しここにいなよ、ここにいることで少し楽になればいい、悲しむ時間もないなんてダメだよ、私はやりたいことをやってるだけ、だからいいよね」
お節介かもしれないけれど、頑張り過ぎてる人を放っておけない西園寺さん
さてさて、こうして始まった共同生活、この先どうなることやら
松本若菜さんが綺麗で、西園寺さん役がハマってます
そして、頑張り過ぎな楠見=松村北斗くんも、ハマり役
今後の展開が楽しみです❤︎︎❤︎︎