「もう一緒にいない方がいい」
警察から逃げ切れないと悟った正義(森本慎太郎)は、彩(森川葵)に離婚届を渡すと「これ以上、彩を巻き込みたくない、彩には幸せになって欲しい」と泣きながら、別れを告げます
〈以下ネタバレあります〉
そうして、一人で警察に向かう正義
正義が自首したというニュースは商店街にあっという間に伝わり、荒木(浜野謙太)は自分も捕まるのじゃないかと戦々恐々
光一(伊藤健太郎)も、正義が逮捕された事で焦り始めます
開発のために店主たちを脅迫して街から追い出したことを正義が喋ってしまったら、自分もヤバい
そうならないよう、光一は根回しに動き正義に弁護士(山崎静代)をあてがうことに
皆の心配をよそに「全部自分がやった」と嘘の供述をする正義
真実を知る澤本(吉川愛)が「商店街を守るため」と修正しようとするも、頑として首を縦に振らない正義でした
「正義の意思を無駄にするな、残された俺たちで商店街をもっと良くして行くんだ
」
」光一に色々吹き込まれた荒木の扇動にのる商店街店主たち
澤本に招集をかけられ、口裏を合わせようと言う荒木でしたが、そんな大人たちに莉菜(月島琉衣)が訴えます
「正義さんを見殺しにしちゃダメ正義さんを犠牲にして商店街が存続したとしても、そんな街に未来なんてないこのままでは私は私を嫌いになる」
正義さんを犠牲にして商店街が存続したとしても、そんな街に未来なんてないこのままでは私は私を嫌いになる」莉菜の言葉に龍一(皆川猿時)や園田(円井わん)たち商店街の皆は胸を打たれ「正義を助けるぞ」と警察に向かいます
」と警察に向かいます「偽装強盗は俺たち皆でやったんだ」
」正義は驚き、困惑しながらも込み上げてくる涙を抑えられませんでした
正義の裁判が始まり、商店街の面々は次々と証言台に立ち「正義は俺たちのために手を汚しただけ」「正義がやったのは街のため」「正義のおかげで街も人も甦った」と、正義の本当の姿を伝えます
証言台に立った莉菜に裁判官が質問します。
「被告人に自分の未来を台無しにされた、そういった思いはありませんか
」
」「そんなこと考えもしませんでした、私はそれぞれの罪はそれぞれが償うべきだと思い、今日、ここにいます」
」そう答える莉菜に裁判官は「あなたのような若者がいる、この街の未来は明るいですね」と言います
裁判は続き、自分がリーダーにされそうになった荒木は、そこでついに光一の名を出し「あいつが全て悪いんだ」と叫びます
」と叫びます光一の雇った弁護士は役立たずで、取り込んだつもりの荒木にバラされる
なんとも哀れな光一
実は正義に憧れていた光一。
父親(船越英一郎)にも眼中に無いことを指摘され、それでも強がる光一。
そんな光一をとても上手く表現していた伊藤健太郎さん。
久々に地上波ドラマで見る彼の姿が、とても嬉しかった
そして最後に証言台に立った彩は正義を見つめて「私は彼を待つつもりです、これからもずっと一緒にいたいです
」と言い、その場で離婚届を破り捨てるのでした
」と言い、その場で離婚届を破り捨てるのでしたその紙吹雪の中、微笑む彩が美しかった
偽装強盗に手を染めたのは親から継いだ店を守るため、寂れた商店街を救うため。
でもそんなことしなくたって、たとえ店が潰れたって、大切な家族がいれば、かけがえのない友人がいれば、どこでもやっていけたはず。
犯罪者にしてしまい、皆には本当に申し訳ないことをしました
裁判で一番大切なことに気づいた正義。
果たして判決は…
今回が最終回のような怒涛の展開でしたが…
皆が駆けつけてくれた時の、なんとも言えない正義の顔…
慎太郎くんの演技に魅了されましたね
いよいよ来週、最終回。
改心した光一と正義のツーショット、期待しています