一過性健忘の症状が出て、突如、三瓶(若葉竜也)のことがわからなくなったミヤビ(杉咲花)
〈以下ネタバレあります〉
今回は軽い発作で済んだものの、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの症状を詳しく伝えたうえで、手術するにはあまりにも危険だと、釘を差します
数日後、絵描きの柏木(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてきます
最悪性の脳腫瘍を患う柏木は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや打つ手はない状態。
やがて柏木は徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすらわからなくなっていきます
その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安にかられます
一方、三瓶は大迫の元で見た、より詳細なMRI画像を思い出していました。
ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域＝ノーマンズランドにあり、無理に手を出せば命に関わる状態
しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招くのです
ならば手術にかけるしかないのか
葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶
ミヤビは、三瓶が手術をしてもし失敗したら、彼を苦しめてしまうから手術は望まないとノートに書きます
そんな中、柏木は食事も自力で取れなくなり、看護師が解除するも口を開けません
しかし、芳美が介助をすると柏木は口を開けます
その姿を見て、ミヤビは「心は奥さんを覚えているんですね」
頭では忘れていても、心ではしっかり覚えているのだと、芳美に伝えるミヤビ
そんなある日、柏木は芳美に言います。
「モデルになってくれませんか」
」それは、初めて出会った時に柏木が芳美にかけた言葉でした
もう号泣でしたね
ミヤビは三瓶にその事を話します。
「私、怖かった、何も残らず消えてしまうのが。でも大丈夫、失われないものもあるんですね」
その後、星前(千葉雄大)に呼ばれて立ち上がったミヤビが、再び発作を起こすのでした
果たして、ミヤビはどうなる
三瓶でも２分なんて無理な手術。
どうしたらミヤビを助けられるのか
現実は厳しい
「俺は10分かかる」
「僕は８分45秒ですけどね」
大迫(井浦新)が人知れず、ミヤビの手術の練習をしていたことを知り「やっぱり先生は医者でしたね」と言う三瓶。
「やっぱり君は生意気だね」と返す大迫
二人の関係が面白い、そんな二人を温かく見守る綾野(岡山天音)。
そんなホッとするシーン
そして今回もあった、ミヤビと三瓶の愛しいシーン
そんな相手を失うことは、あまりに辛過ぎる
ただ奇跡に賭けるしかないのでしょうか
どんな結末を迎えるのか
ちょっと怖いですね