昭和24年1月、全国に家庭裁判所が設立されます。
〈以下ネタバレあります〉
最高裁判所家庭局事務官、そして東京家庭裁判所判事補になった寅子(伊藤沙莉)は、上司の多岐川(滝藤賢一)とともに戦争孤児の問題に向き合うことに
ある日、視察に出かけた寅子は上野の街でスリの少年・道男(和田庵)を追い、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)に再会します
轟とはお互い生きていたことを喜び合いますが、よねは「二度と来るな」と怒りをあらわに
そんな中、寅子は行き場のない道男を勢いで猪爪家に連れて帰ってしまいます
皆はあまりいい顔をしなかったものの、はる(石田ゆり子)が受け入れてくれて、道男は居候することに
そんなある日、直道のスーツを道男に着せた花江(森田望智)は直道を思い出し思わず泣いてしまうと、道男が「代わりになれないかな」と言い出し、驚いた花江との様子を誤解した息子の直人が飛びかかってしまい、大騒動に
飛んできたはる(石田ゆり子)が非難の目を向けたことがショックで、道男は猪爪家を飛び出してしまいます
その後、道男という名が直道のもう一つの名付けの候補だったと花江に打ち明けるはる
道男を直道のように勝手に思ってしまったと言うはるが、倒れてしまい…
飛んで家に帰った寅子は、はるが道男が出て行ったことを後悔していると知り、道男を探しによねの元へ。
そこにいた道男に「最期にはるに顔を見せて」と懇願します
「ずっとずっと心配ばかりかけてきたの、お願いします、母の最期の願いを聞き届けてあげたいの」
寅子の説得に、はるに顔を見せにやって来た道男
はるは道男を抱きしめると「よくここまで一人で生きて来たね」と頭を撫でてあげるのでした
その夜、はるは寅子と花江に後を託して亡くなります
「いやだ、いやだ」と駄々をこねる寅子が、悲しい
もう朝から号泣でした
道男は、猪爪家の家族になりたかったのだと、花江に謝ります。
そんな道男に花江も寅子も、直明(三山凌輝)たちも皆「もう道男は猪爪家の家族みたいなものよ」と言うのでした
その後、寿司屋の笹山(田中要次)が住み込みで道男を雇ってくれるという話が決まります
この時も相談に行った寅子でしたが、よねは「いついなくなるかわからん奴の言葉は届かない」と、冷たく突き放します
轟はそんなよねに「君はまたいなくなるのが怖いんだな」と言うのでした
よねが寅子を許す日は来るのでしょうか
優しくて強くて明るくて、寅子の一番の味方だったはるさん=石田ゆり子さんに、毎朝、癒されておりました
本当にお疲れさまでした