八海(畑芽育)がSNSに投稿した誕生日会の動画を見た人物から「動画に映っているギターを弾いている人(コウタロウ)は私の兄です」というメッセージが送られてきて…
〈以下ネタバレあります〉
そのことを知らない七苗(川口春奈)とコウタロウ(松下洸平)は、お互いの本当の気持ちを知ってさらに距離が縮まり楽しい時を過ごしていました
「おおば湯リニューアル計画」も前に進み、七苗が前の職場で手がけたレストランの系列店をおおば湯に出店するべく、八海が腕によりをかけたメニューの試食会が開かれることに
大庭家を始め、コウタロウや松嶋(井之脇海)、陽太(木戸大聖)らが集まる中、八海のスマホにメッセージが入ります
メッセージとともに送られてきたその人物(コウタロウの弟)との２ショット写真に写っているのは、確かにコウタロウ。
彼の本当の名前は柴田悠斗
とのことでしたが、本人はどこか信じられず不安そうな様子に、七苗はショックを隠し、コウタロウを励まします
後日、メッセージの送り主が来られないということで、代わりに酒井百合子(大政絢)と名乗る女性が現れます
彼女は悠斗の婚約者だと言い、悠斗は不動産会社の副社長で、清澄白河開発計画を推し進めるために自治会長に会いに東京に来たのだと言います
「皆、心配してます、悠斗さん、一緒に帰りましょう」
終始戸惑った様子のコウタロウでしたが、百合子のホッとしたような顔を見た七苗は「いつかはこんな日が来ると覚悟していた」と、ただ見守るしかできませんでした
コウタロウはそんな七苗に「一度神戸に行ってくる、家族とちゃんと向き合ってくる、でも必ず帰ってくるから」と言いますが、七苗は「私は大丈夫、自分のことだけ考えて」と言うのでした
心配して来てくれた松嶋(井之脇海)にコウタロウは本音を語ります。
「自分が誰かわかったらもっと嬉しいかと思ってたのに、今は淋しいです」
そんな中、五郎(高橋克実)が自治会長をコウタロウの元に連れて来ます。
実は、あの日自治会長を訪ねていたコウタロウは、揉み合った末に弾みで突き飛ばされ、記憶を失う怪我を負ったのでした
記憶がないことで、今まで黙っていたと言う自治会長
その場に居合わせた陽太(木戸大聖)の方が怒り、殴りかかろうとしますが…
コウタロウは「この街を守ろうとしたんですよね、もっと早く言って欲しかったけど、おかげでコウタロウになれたし、大事な人にも会えた、俺はここで幸せでした」と、許すのでした
天使のようなコウタロウ
「七苗に会いたいって、神戸に行く前に」とコウタロウの伝言を伝える陽太でしたが、七苗は「もうコウタロウさんはいない、あの人は悠斗さん。コウタロウさんとはバイバイ」と言うのでした
神戸に行く日、コウタロウはあの七苗と出会った場所でギターを弾き歌います
それを見かけた陽太は七苗に「行かなくていいの
」と聞きます。
」と聞きます。何も持ってないコウタロウさん、そんな人はもういない…
違うと思うよ、いなくなったのは柴田さん、今いるのはコウタロウさん、と六月(木南晴夏)
そこへ、コウタロウとふたりで作った陶器のコーヒーカップが届きます。
それを箱から取り出して底を見ると、どちらにも「な」と書かれていて…
ここに来て九吾(齋藤潤)がきつい一言を放ちます
「また後悔するの素直に言いなよ、行かないでって」
素直に言いなよ、行かないでって」ムダでもいいから伝えなよ
皆に背中を押された七苗は、家を飛び出し…
陽太が車を出してくれて、羽田まで急ぎます
何度も振り返るコウタロウ。
必死で走る七苗…
しかし、七苗はコウタロウに会えなかったのです
まぁ、お約束のすれ違いですが、果たして…
コウタロウと悠斗…
どちらを選ぶのか
何とも切ない展開になってきましたね
百合子さんのことを思えば、七苗の所に戻ってきてとも言えないような
さてさて、どんなハッピーエンドになるのでしょうね