明墨(長谷川博己)は、出版社の女性副編集長の弁護を引き受けます
〈以下ネタバレあります〉
その事件とは、大洋出版の女性副編集長・沢原による情報漏洩事件。
情報流出に使われたIDが沢原のものであったこと、名簿販売会社から300万円が沢原に振り込まれていたことなどから容疑者として浮上、逮捕に至りました
揃いすぎている証拠に明墨は、彼女は誰かによって犯人に仕立て上げられたと考えます
真相を探るうちに赤峰(北村匠海)は、ある事実に気づきます
それは沢原が副編集長を務めていた５か月間、彼女が国会議員・加崎(相島一之)に関するスキャンダル記事の特集を組んでいたこと
しかし、沢原が逮捕され、同社の上田(河内大和)に代わった途端、加崎の記事が姿を消したことを
加崎は、以前明墨が弁護をした富田正一郎の父・富田誠司の失脚後、そのポストに就任し今現在、絶大なる権力を持っている人物です
沢原をハメたのは上田だろうと見越した明墨は、彼のカバンにGPSをつけ赤峰に尾行させて、彼が加崎と繋がっている証拠を掴みます
そして迎えた控訴審当日。
明墨はその証拠を新たに提出しようとしますが、裁判官・瀬古成美(神野三鈴)によって却下されてしまいます
GPSをつけて尾行するという不正な手段で得た証拠は認められないという判断でした
しかし、明墨にとってこの流れは想定内であり、それどころかこの判断に至るように瀬古に会い、匂わせまでしていたのです
明墨が密かにかつて無罪にした緋山(岩田剛典)と会い、密談を交わしていたことを紫ノ宮(堀田真由)に報告した赤峰は、二人で明墨の意図を考察します
そして、今まで明墨が弁護した事件の全てが繋がっていたことに気づきます
そして…
そこに加わった明墨の口から、彼の本当の標的が瀬古判事であることを知るのでした
彼女は最高裁判事になるために(任命は内閣がするから)、政界の大物との繋がりを求めていたのです
そこで、政界の重鎮が関わる裁判では全て政治家に不利益の出ない判決を下していたのでした
明墨は高らかに宣言します。
「瀬古判事の闇を炙り出す
」と
」と今回新たに判明したのは、謎の少女・紗耶(近藤華)が、死刑囚・志水(緒形直人)の娘らしいこと。
そして、死刑判決を出した判事こそ瀬古だったこと
伊達原(野村萬斎)がラスボスかと思いきや、瀬古だったとは
今回も逆転の展開で、このドラマ、最高に面白いですね
まだまだ謎は謎のまま、その回収もお手並み拝見といきましょうか